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柴田さんには感謝している

2019年のお笑い界のビッグニュースの一つ、アンタッチャブル復活。「全力!脱力タイムズ」内で企画された山崎さんとくりぃむしちゅー有田さんによる壮大なドッキリで、現場に居合わせたスタッフすら知らなかったらしい。私もご多分に漏れず笑い泣きした。

そして2020年秋、人力舎総力を挙げてのビッグイベント「ハイスクール人力舎 秋の学園祭ライブ」で私はそれを再び体感することができた。

小学生の頃から高校卒業ぐらいまでの私はひどいお笑い中毒で、小さな深夜番組も地方のラジオ番組もマイナーな雑誌も逃さずチェックしていた。けれど、大学に入るとテレビを見る時間がなくなり、その後15年ぐらいはお笑いから離れていたと思う。

そんな中、私をお笑いの世界に引き戻してくれたのはTOKYO MXテレビで放映されていた「東京オーディション(仮)」だった。毎回7〜8組の若手芸人が2分間ネタを披露しグラビアアイドルにやいやい言われる30分の深夜番組。今をときめくザ・マミィ(初期は卯月として出ていた)も出ていた。

MC柴田さんの活躍が素晴らしく、収拾のつかない場も柴田さんがうまくまとめてくれたし、若手芸人にもちゃんと見せ場を作ってくれる良い兄貴だった。15年のブランクを経て今のお笑いに興味を持つようになったのは、この番組の、そして柴田さんのおかげだと思っている。

だから、そんな柴田さんがプレーヤーとして楽しそうに漫才をしているのが本当にうれしかった。これからも若手の面倒を見てほしいし、それ以上にこれからも楽しく漫才をしてほしい。それを、私は笑いながら見ていたい。

柴田さんには本当に感謝しているんだ、私は。

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