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岐阜新聞に連載してきた『素描』が今週水曜日で最終回となりました

岐阜新聞に連載している『素描』も、今週の水曜日で最終回となりました。昨日ゲラが上がって来たので、今日少し直して、今回の無謀な挑戦も完結となります。

ひと仕事終えてほっとしたので、いつものお決まりで、だらだらと脱力の長文です。

読んでくれてる方がいくらかいらっしゃることを伝え聞いて、それを励みに何とかここまで書けました。
反響が入ってくる方法もないので、一時は担当の編集者しか読者がいないんじゃないかと思ってしまったり。笑

今はもうほっとしてますが、発行日の3週間前の急な依頼に、その上、何を書くのか決めることができないまま引き受けてしまい、穴をあけたらどうしようかと、この二ヶ月ずっと不安だったというのが本当のところで。

劇団で一緒だった人はご存知の通り、いつも原稿があがるのは〆切当日。
遅筆で周りを振り回し続けた前科持ちだし。

駄文を書くのは大好きなんだけど、今回は新聞の記事の横に並んで載るので、読みたくない人にも否応なく目に入ってしまうのかと思うと、目障りな文章にならないようにと、願いながらの作文でした。
とはいえ、読んでくれた方には、ちょっぴりは読んでよかったと思って欲しいし。そんな気持ちで書くのは初めてで、言葉を選ぶのに時間を要しました。

第一回目の原稿を入稿できてからやっと、今回何を書いていくのか、おぼろげにわかりました。
ああそうだよね、と腑に落ちる感じで。
やっぱり郡上に来てからのこの十年だなと。

この十年は、ただでさえ忙しい私の人生で、最高に忙しく、休む時間もなくなった十年でした。
家族にもずいぶん迷惑をかけて、何度も叱られたし。
で、その原因の張本人であるHUBGUJOのことを書くことにしました。

と言っても、九回に渡ってちゃんと書けるのか自信があるわけでなく、パソコンとにらめっこ。
660文字の中で、今週はいったい何を書こうかと、毎週毎週、悪戦苦闘を続ける九週間となりました。

今はもう、書かせてもらえて本当に幸運だったなと思ってます。
私ごときをご指名いただき感謝してます。
地方の片隅の小さな活動の一つでしかないけど、こうして記録することができて光栄だし、どこかで同じような活動をされてる方の何かの役に立てばと思ってます。

この写真は、この二ヶ月の『素描』執筆者の方々の紹介記事です。
事前に全く知らされてなかったので驚いてしまったのですが、みなさんの肩書き読んで、あれ?これ、自分は場違いでは?といきなりプレッシャーとなって、他の方々の原稿、怖くてまったく読めませんでした。

でももう、今日は、原稿を描き終えてしまったし、まあ、自分の文章が恥ずかしくなっても、もう取り返しもつかないし。
やっと読み始められます。


岐阜新聞2022年10月31日発行『素描』執筆者紹介


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