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塾の先生との相性でひと悶着あった話
これまで1年強、塾ではさほど大きなトラブルもなく過ごしてきたが、5年生になって校舎長が変わり、どうやら息子とはあまりソリが合わないようで、先日の授業の後、息子の不満が爆発した。
息子の言い分としては、
「授業で発言しろというから挙手して発言しているのに、それに対しての先生のリアクションが「へぇ」とか「ふーん」とか「あっそう」というどうでもよさそうな対応で、せっかく発言しているのに肩透かしにあった気分」
「何につけても言い方がイヤミだし、意地悪なことばかり言う。先生という立場なのにどうかと思う」
「もともと好きな教科なのに、先生のせいで嫌いになってきた」
「もうこの先生の授業を受けたくないから、クラスを下がりたい」
「でも、塾での友だちも増えたし、先生のせいで校舎を変わるのはイヤ」
「小テストで満点を取っても、全然シールをくれないし…ケチ!」
などなど。
最後のシールのコメントは別にして(ここは先生の裁量なので)、どうやら授業の内容というよりは、「先生の言い方・態度」に不満がある様子。クラスを下げてもらうのは、別の理由で昨年一度お願いしているが、「テストの結果どおりのクラスしか認めていません」とNGが出ているし、そもそも受験が終わるまで校舎長をずっと避けては通れないので、もうあとは校舎を変えるしかないなあと思いつつ。
わたしも、これまでの保護者会や分析会での様子から、この塾の「校舎長」というのはどの校舎でも個性的な人が多そうだな、とは感じていた。
独自のスタイルを貫き、保護者にも子どもにも媚びることなく、言い回しが普通よりひねくれていてシニカルだったりとか、総じてクセが強いタイプが多いように思うのだけど、保護者の立場としては、むしろ遠慮のないこのスタイルが好きだった。
が、当然ながら、子どもの立場になると「大人の皮肉」は通じないこともあるようで。
昨年の校舎長もかなり曲者だったけれども、そこまで息子から文句が出なかったのは、やはり性格として合う・合わないがあるのだろう。
今回、言ってみれば校舎長へのクレーム(?)なわけで、それもどちらかというと人間性に関わるような内容だけに、本人に面と向かっては言いづらかったのだけど、息子のSOSをキャッチしたからには早々に手を打たねばということで、翌日、夫が塾に連絡することに。
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