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英語で「私も」って言うとき "Me, too" ばっかり使ってない?

こんにちは!
英会話講師きなこです!!

日常で発言に対して
「私も!」
と答えたくなるときって、多いですよね。

例えば
「I like baseball.(野球が好きだよ)」
と言った人に対して
「Me too!(私も!)」
と言ったり

「I will go shopping this weekend.(今週末は買い物に行くの)」に対して
「Me too!(私も行くんだ~!)」と返答してみたり。

すっごくカンタンでとてもカジュアルで使いやすいフレーズです。

でも実は「Me too」はカジュアルすぎてフォーマルな場やビジネスシーンでは多用しないのが好ましかったり、Me tooとは言わない「私も」の言い方が存在します。


「Me too」とは言わない「私も」

「You,too」


「Nice to meet you!!」
(お会いできて嬉しいです)
と言われたら、なんて返答しますか?

「Me, too!」と答えたくなりますよね。
「Me, too」と答えていた方も多いかと思います。

でも実は「Me too.」と答えるのは
間違いなんです!

「Nice to meet you!!」
に対する「私も」の正しい答え方は
「You, too.」

です。

なんで “You, too (あなたも)” なの!?
と不思議に思うかもしれませんが
これは
「Nice to meet you, too.」
の「Nice to meet」が省略された形なのです。

つまり
「Nice to meet you.」
と言われた時に
「me, too.」と返すのは
「Nice to meet me, too.」
(私も私にあえて嬉しい)
という意味になってしまうのです。


「So do I.」 / 「So am I.」

さきほど「「Me too」はカジュアルすぎてフォーマルな場やビジネスシーンでは多用しないのが好ましい」と書きました。

その代わりに使えるフレーズは
So do I. / So am I.」
です。
こちらは、フォーマルな場でも問題なく使用できます。

これは「So do I.」または「So am I.」で「私も」とそのまま暗記してしまって下さい。
ちなみに、「So do I.」と「So am I.」は、相手の発言で使われている動詞が
・一般動詞⇒So do I.
・Be動詞⇒So am I.
となります。


■相手の会話で一般動詞が使われていた場合

■相手の会話でbe動詞が使われていた場合

というようになります。

また、So do I. と So am I. は、時制(動詞の、過去・現在・未来など、時に関する言い表し方)によって「So did I.」「So was I.」「So have I.」などに変化します。

相手が言ったことの動詞や時制の種類に合わせて、応答するこちら側が相手の使う動詞・時制によって使い分けをしなくてはいけないので、慣れるまでは少々とまどうかもしれませんが、頑張って下さい!


否定形の場合の「私も」

英語では、相手の発言に
「don't」「never」「not」
などの否定系の表現が入っていて、
そのことに対して共感・同意を示す際には
「Me too」「So do I./ So am I.」
などの表現は使えません。

そういう時は
「Me neither.」(ミィ ニィーザァー)
を使いましょう。

neither=「~もまた ~しない」「両方とも~ない」
という意味の単語です。

使い方としては

というようになります。

Me neither はあまり聞きなれないフレーズかもしれませんが、覚えておいて損はないので、フレーズごとに丸っと覚えてしまいましょう!

"I don't drink coffee." "Me neither."
(「私はコーヒーを飲まない」「私も」)

"I'm not sleepy yet." "Me neither."
(「まだ眠くない」「私も」)

"I can't swim." "Me neither."
(「私は泳げない」「私も」)

"I didn't go to the party last night." "Me neither."
((昨晩のパーティーに行かなかった」「私も」)

"I haven't finished homework yet." " Me neither."
(「まだ宿題終わってないんだ」「私も」)

「Me neither には動詞や時制は関係ないの?」
と思われるかもしれませんが、肯定系と同じように相手のが言ったことの動詞や時制の種類に合わせて、応答するこちら側が
Neither do I.」
「Neither am I.」
「Neither can I.」
「Neither have I.」
を選択してください。
フォーマルなシーンやビジネスシーンでは、Me neither よりもこちらの方を使うのが好ましいです。


■「Me neither」のもう一つの使い方

相手が何かを否定したことに対して同調する、同意するときに
「私もそう思うよ」
と言いたい時にも
Me neither
の一言で表現できます。

例文

I don't think Nobita will get 100 scores on the test.
(のび太がテストで100点とるとは思わないな )
Me neither.
(私もそう思う)




この記事では、「私も」という英語の表現方法を具体的な英文と一緒に確認しながら紹介してきました。
Neither(Me neither)は馴染みが少なくてあまり聞きなれないフレーズですが、会話の中で自然に使うことができたらとってもかっこいい表現ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


𒇫𒄆𒇫𒄆𒂝𒀱𒂝𒀱𒈔𒅒

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ありがとうございました!!
この記事が少しでも
あなたのお役に立てますように☆

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