夫婦円満の秘訣す

最近、夫婦間がめちゃくちゃギスギスガサガサしている。原因はおそらく『おばさんは怒っている』からである。何をそんなに怒っているのでしょうか。

おススメされた本『マチズモを削り取れ』を読んでいる。読んでいるうちに怒りがむくむくと湧いてくる。何に対して？長い歴史の中で社会に蔓延してきた男性中心社会ゆえの女性の生きづらさに対して。それを60になるまで考えもせずぼんやりと受け入れ、もしくは加担してきた可能性大の自分に対して。

そして我が家に生息する唯一の異性に対して攻撃の刃を向けることとなる。自分の反省も済まぬうちにそちらへ激走していってしまう。

そんなわけで先週の三連休など、あちらにとっては何かにつけて矢面（他には誰もいない）に立たされ、難儀していたであろう。

でもね。メメントモリですよ。
仲良き事は美しきことかなって武者小路センセも言うてます。議論はしつつも夫婦円満は保たなければならない。勇気あるわたしが取った打開策。とりあえずハグしましょう！嫌でもなんでも最終的にハグして無理矢理円満に致しましょう。そのように苦肉の策を提案したところ最初は『なにゆうとんねん、このおばさん』的な反応で逃げ回っていたが、あちらもこのまずい雰囲気が続くことを危惧したのか、じゃあ、それで手を打ちましょう。となり、なんともギクシャクしたハグの会が開かれたのでした。
ところが。このギクシャクしつつも行われたハグがそれなりに功をなし夫婦間ギスギスガサガサ案件がそれなりにやわらいだというどうでもいいご報告？でございました。

いろんなことを知って考えて議論する。議論じゃなくてだんだん別の方向へエネルギーが向きがちな夫婦ではありますけれども、それはそれでエキサイティングな日々であります。