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朝のはっけん

朝のお散歩を始めて、昨日で1ヶ月経ちました。
四日坊主の自分を褒めていたのが、いつの間にか1ヶ月。
我ながら上出来です。

この間、2日お休みをしました。
1日は台風接近で朝から土砂降りだった日。
もう1日は、風邪をひいて発熱し、どうしても起きられなかった日。
こんなに続いたのは、私の頑張りよりもむしろ「晴れの日が多かった」のが大きな理由。
台風以外にも雨の日はあったけれど、夜中に降って朝は上がっていたり、お散歩から帰ってきたら降り出したり。
空に背中を押してもらって、朝のお散歩を続けています。

歩き始めて気がついたことが色々あります。
どれも小さなことで、こんなふうに歩かなかったら目を止めることもなかったかも。
あると思っていた家が取り壊されていたり、かつてお気に入りだった小川沿の小道が藪に覆われて荒れていたり。
いつも買い物に行くスーパーの駐車場脇に、小さな花を植えてお世話しているのが、品のいい老婦人であること、とか。

何より、季節の移ろいが朝の光でわかること。
歩き始めた1ヶ月前に比べて、太陽の位置が南によって高度も低くなりました。
ゴミ置き場に向かうとき、真正面から朝日が当たって眩しいくらい。
空の色も雲の様子も変わりました。
今朝の空は、もう初秋の空。
晩秋の深い青とは違うけれど、それ自体が輝くような夏の青さとは違う、柔らかい青でした。

歩き始めたばかりの頃は歩くことが嬉しくて、地球の裏側までいけるような気持ちになりました。
そんな日が1週間ほど続いた後、今度は体が重いことに気がついて。
「そうだ、若い頃と違って、疲れは後から追いかけてくるんだ」と再認識。
軽かった足取りも、一歩一歩がゆっくりになりました。
早く歩くより、たくさん歩くより、まずは今日歩くこと。
疲れたらショートカットするし、階段で膝がキツンとすれば、止まって関節の潤滑油が戻るのを待つ。
自分にいっぱい言い訳して、楽をする。
それが私のお散歩が続いた理由かな。

これから日の出が遅くなれば、暗いうちに起きることになるでしょう。
寒くなれば、防寒着をきて歩くことになるでしょう。
それでも歩いているかはわからない。
まあ、そうなったらその時にまた考えよう。

明日晴れたら、また歩きにいけばいい。
わずかに残された里山の「トトロの道」が私を待っていてくれるから。
そうそう、あれから体重計に乗っていないので、お散歩の効果は分かりません。
楽しいから、いいか。
そう思うことにしています。

皆様も良い一日を!

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