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南紀・熊野古道フリーきっぷで熊野三山全部行けちゃった!

こんばんは~。完乗屋乗り鉄madakaです✨以前はローカル線・各駅停車で路線を完乗することが楽しみでしたが、その他の鉄道の楽しみも知ることができ、遊んでおります♪2023年はJR東海が誇る名車「キハ85」が引退すると聞きつけて、3月には特急ひだ号、5月には特急南紀号のキハ85のお別れ旅を企画しました。前回の記事は、南紀号での85とのお別れ旅。往路編・復路編とおつきあいありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ

完乗屋がいつも考えていること

これは、madakaだけ?いやいや。乗り鉄は全員考えているだろう!

なるだけ安く
なるだけ長く遠くへ乗れる切符はないものだろうか??

南紀・熊野古道フリー切符なるものを見つける

ということで、南紀を旅するのに何かお得な切符はないものか?とmadakaは探しまくりました。18きっぷの時期でないとこれが大変。とんでもない出費になります。で、名古屋発になりますからJR東海で探すわけですよ💦

e5489に頼りっぱなし


https://railway.jr-central.co.jp/tickets/nanki-kumanokodou/index.htmlより

特長
発駅からフリー区間との往復に特急「南紀」号の普通車指定席が利用可能です。ア (伊勢路コース)
JR線フリー区間(三瀬谷~熊野市間)と三重交通バスフリー区間(志子~長島駅前間、尾鷲駅口~鷲毛間、尾鷲駅口~瀬木山~熊野古道センター間、熊野市駅~千枚田・通り峠入口間)が乗り降り自由です。
イ (中辺路コース)
JR線フリー区間(熊野市~紀伊勝浦間)と熊野御坊南海バス(龍神自動車含む)フリー区間(紀伊勝浦駅~那智山間、新宮駅~紀伊勝浦駅間、新宮駅~本宮大社前~発心門王子間、神丸駅~小口間)が乗り降り自由です。
ウ  両コース共、発駅からフリー区間までの往復は特急「南紀」号の普通車指定席が利用可能です。

南紀・熊野古道フリーきっぷ|お得なきっぷ詳細情報|JR東海 (jr-central.co.jp)

何度この説明を読んだことか💦旅程は2泊3日。どうせ南紀に行くのなら、もちろん世界遺産の熊野三山にはすべて行ってみたいですよね。で、madakaはぼーーーっとしているもので、熊野三山の場所と公共交通機関でのアクセスがうまく呑み込めなく、これまた何度もHPを読んだりして学んだのでした。位置関係が分からないとスケジュール立てれないし、切符の予約もできませんよね💦

熊野三山の位置関係

https://www.tb-kumano.jp/kumano-kodo/sanzan/#:~:text=%E7%86%8A%E9%87%8E%E4%B8%89%E5%B1%B1%E3%81%AF%E3%80%81%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C,%E3%81%AB%E7%B5%90%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82より

▶熊野本宮大社

最寄り駅は新宮駅で、そこからバスに乗り換えて1時間程度

▶熊野速玉大社

最寄り駅は新宮駅で、新宮駅から徒歩で15-20分程度

▶熊野那智大社

最寄り駅は那智駅。那智駅からもバスが出ているが、そのバスの始発は紀伊勝浦駅でもある。紀伊勝浦駅から大門坂まで30分程度。大門坂から那智大社は、上りが続く徒歩60~90分の行程。

以上の位置関係とアクセス方法から、JR東海の「南紀・熊野古道きっぷ」の中辺路コースが最適だと確信しました。なぜなら、熊野本宮大社へ行くバスと熊野那智大社へ行くバスに乗れるのフリー切符が付いてくるからです。
特に、熊野本宮大社へ行くバスなんて、新宮駅から1時間!正規料金だとそれなりに交通費がかかるでしょう。またバス切符の有効期間は3日です!

それでお値段、9970円!!(名古屋駅から南紀方面の往復切符付いてですよ)出発場所により値段が違いますから、詳しくはホームページで確認ください。

madakaが過ごした南紀の休日スケジュール

1日目
名古屋駅→新宮駅==バス==熊野本宮大社==バス==新宮駅👣👣熊野速玉大社👣👣新宮駅==バス==紀伊勝浦駅(宿へ)

2日目
紀伊勝浦をブラブラ==バス==那智駅(海岸散策・道の駅散策・道の駅オ温泉楽しむ 那智駅→紀伊勝浦駅

3日目
那智勝浦駅==バス==那智の滝👣👣熊野那智大社==バス==那智勝浦
勝浦の街をウロウロ 再び那智勝浦駅→名古屋永

1日目。熊野本宮大社と熊野速玉大社へ

バスのフリー切符は、新宮駅の熊野御坊南海バスさんのカウンターにて受け取りました。南紀・熊野古道きっぷを買うと、引き換え券がありますので安心してください。

3日間有効。無くさないようにしないと。

熊野本宮大社に向かうバスです。

車内の飲食禁止!!でもアイス食べてるおじさんがいた。

ここから1時間の旅程ですが、途中の熊野川の景色が素晴らしい!

川の向こうは三重県

平成23年の台風の被害と思われる跡も。自然の獰猛さを知る。

深層崩壊かな?

熊野川が生み出す地層の雄大さを見とれているうちに、熊野本宮大社に到着。世界遺産だけあって、こじんまりとしつつも整っているインフラ。

少し社殿まで登る


食事やお茶する所に困らない
厳かだ。
平家物語。

本宮大社での参拝のあと、大斎原へ。正直こちらの方がスピリチュアル的にビンビンきた。

この大鳥居。すごい。
ヤタガラスが見えるでしょうか?

熊野本宮大社からバスで新宮駅に戻り、今度は徒歩で熊野速玉大社へ。

紅い色が印象的だった。
平日でも参拝客がまぁまぁいる。
いにしえの高貴な方も熊野詣に
君が代のさざれ石

新宮駅に戻る道筋で、たまたま名店を見つけてしまうのです😵

店のオーラに吸い寄せられた
後になって、鈴焼が有名なことを知る。美味。

新宮駅から宿のある紀伊勝浦までは、あえてバスで移動。列車よりバスの方が実は本数多い。

紀伊勝浦到着

2日目。勝浦の街と那智駅周辺をブラブラ


那智駅
那智駅すぐそこのビーチに繰り出す


海が良い

那智駅すぐ横に、これまた道の駅と銭湯があるので、ひと風呂浴びる。ビーチを眺めてのお風呂最高。

勝浦に戻って、ディナーはあえての鰻!!

勝浦の飲食店はインバウンドでどこも忙しそうだった。

3日目。市場で生マグロ朝食。そのあと那智大社へ


にぎわい市場。閉店時間は早いので、夕食はここで食べられない。
キハダと何かのマグロだったと思う。二種類。

1日目に食べたマグロがイマイチだったので、ここで取り戻しました。

700円でおつり来たのではないかな?

さぁ。那智大社へ。とはいえ、大門坂を歩く自信がなかったので、もう「那智の滝」までバスで行っちゃいました!!

インバウンドでとにかく外国人が多い紀伊勝浦。

那智の滝にワーーーーープ!

バスだと楽に来れる。

この滝は日本人なら、死ぬまでに1度は見た方がいいと思う。

地質が気になったな。

那智の滝から那智大社も、上り道なのよ💦大門坂を上がるよりは楽とはいえ。遠慮なく杖を借りましたよ。

大門坂から上って那智の滝までゴールした人たちがもってきた杖を
madakaは逆方向に向かうために使う。

結構きつい💦でも景色がきれいすぎる。

那智大社まで下っているはずが上り坂多い


最後の階段も容赦ない
那智大社着いた~

ここもスピリチュアル半端なくて。気持ちの良い時間を過ごせました。

ご神木の存在感がやばくないですか?
那智の名物風景

控えめに言って、madaka熊野の土地のとりこになってしまいました💦
こんなに感動すると思ってもみなかった。キハ85とのお別れがメインだったはずの旅は、200%の充実で終わりました。

JR東海の回し者ではありません

本当にこの「南紀・熊野古道フリーきっぷ」中辺路コースの憎いこと。しっかりと熊野三山とその周辺の名所を周れます。勝浦の温泉も堪能でき、生マグロまでグルメを楽しめたのですからね。

勝浦の漁港も見学

madakaは決してJR東海の回し者ではないのですが、このきっぷ、南紀に行くのなら使わないと損です!!

という結論で、今回終えたいと思います!!


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