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歯痒くて無口になる


しょうがないねえ、世話が焼けるな。いいよ。
いっしょにいてあげるから、話してごらん。

好きなことから話せばいいんだよ、これは物語なんだから。
始まりのあいさつは、あったって無くたってどっちでもいいんだよ。

誰かを傷つけたらどうしようって思ってる?
大丈夫、かわりに謝っとくから。だいじょうぶだいじょうぶ。

誰かに聞いててほしい
だけど誰にも聞かれたくない

うん、そういう気持ちってあるね。

大丈夫だよ、いっしょにいるから。
聞いてるよ。
聞いてない聞いてない。
ずっと戸惑っているんだねえ。

楽しいことをいっぱい話したいのにね。
自分だけ楽しくていいのかって。迷うよね。
みんなこっそり楽しいことしているんだと思うよ?
うん、見せてほしいよね。みんな楽しく過ごしている様子を見て安心したいよね。

楽しいことだけ
話そうとするとき、どうして寂しいんだろうね。
だけど寂しい話をしていたら、余計に寂しくなるね。
寂しいけど、楽しい話をするしかないんだなあ。

振り切って行くのは怖いね。
だけど大丈夫だよ。きっと仲間がいるよ。

仲間たちがいるよ。きっと待っててくれてる。きっと追い付いてくれる。
きっと会えるよ。会えると信じて進んできてよかったと思えるよ。

あなたが
ずっと、そこでたたかっていてくれるから、存在していられる仲間たちが
きっと、ありがとうを伝えるから

いっしょにいるよ、目を閉じて見えるものを、信じて。

信じてね。




いつも歯痒さに捕まる。
動くには信じるしかない。
伝わっているんだよ。
でも、確かなものがあればいいのにと思う。
躊躇しているだけでは何も始まらない。
だけど踏み出すために必要なら、いくらでも迷えばいいんだよ。

なんだかぼろぼろだ。
わたしの心はいつもみすぼらしい。

だけどねわたしはなけなしのわたしが好きだよ。

疲れた。



恐れ入ります。「まだない」です。 ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 サポート、ありがとうございます。本当に嬉しいです。 続けてゆくことがお返しの意味になれば、と思います。 わたしのnoteを開いてくれてありがとう。 また見てもらえるよう、がんばります。