いないことにしないでよ
心の底から、わたしはわたしがいい。
他の誰も、このわたしを抱えて生きてはゆけないだろう。わたしだから今も生きている。
だけどわたしを支えるわたしを、支える誰かがいる。
ひとりで歩くわたしを、何かが守ることはないけど、わたしの歩く道を守ってくれるひとが、誰か、いる。
そうしてわたしは一人で生きている。
わたしが抱えるべきわたしを、わたしが生きるべきわたしを、わたしにしか生かせないわたしを、生きることができる。
意識は他者とのつながりを避けられない。生き物に組み込まれた社会とい