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色の絵

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見出し画像に色の絵を使っている記事です。どの絵も気に入っているので、見てもらいたいなと思ってマガジンにまとめました。ほんのすこしですがみんなのフォトギャラリーにも上げていますので…
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#創作

日記にも書かない

なにかあっても、 なにもなくても 何も言わないから、何も無いよ 僕だけが知っている 僕までも忘れてしまう なんでもないこと、 なんにもないこと 毎日考える 毎日忘れる 誰か見てるの? 誰も見ない。 僕はいない。 読み返した日記帳 書いていないことも思い出す 書いてあるのに覚えていない なんでもないんだよ。 忘れたことも忘れて、どこかでまた考えて、 違うページに書いたのかもしれないよ 書いてあるかもしれないね 書いていないよ、たぶん。だって、 書かなかったんだから。

生きてよ

ないしょ、 ないしょ、 ないしょのはなしは、していいの? ないしょだよ、 ないしょだよ、 ないしょってことだけ教えてあげる! なんのこと? いつのこと? だれのこと? ぼくのこと? ここは、 行き止まりだよ! ここから先に、 行きたいの? 本当に? 本当に? 本当かなあ? 本当に、ここから先に行きたいのなら、 ここは通らないはずだなあ? 本当に、ここを通りたかった? 来てみただけだね? いいよ!引き返していいよ。 いきろ、 いきろ、 君に教えてあげる! ここから、真っ

くたくたのうた

あたまが疲れて よかったなあ からだが疲れて よかったなあ こころが疲れて よかったなあ あしたはもっと強くなる あしたはもっと元気になる きょうはくたくた またあした あたまが疲れたのは あたまを よく 使ったから からだが疲れたのは からだを よく 使ったから こころが疲れたのは こころを よく 使ったから あしたはもっと強くなる あしたはもっと丈夫になる 楽しいことには うんと体力が要る 怒って 泣いて 笑って 疲れる もっと怒って もっと泣いて それで もっと

くもりのしごと

もくもく 広がる 雲みたいに もくもく 集まらずに 溶ける もくもく くもりの日はいいな 「わからないまま」が 好きなだけ 宙を泳いでいられるよ もくもく 言葉は楽しいね ぴかぴか ざあざあ 生まれる 光がある きもちを守る 雨がある でもきょうはくもり だいじなのか そうでもないのか そんなこともきめないきもちで たのしいなあって ただことばであそぶよ ことばとあそぶよ きらきら しとしと 光は あきらかに 雨は 境界をつくって隠す その両方を抱きながら くもり

生きるから見ていて

「生きているだけで、生きていたい」 僕たちが君にとっての「家」になれるのなら、僕たちはいつだって「ここ」に居るよ。 君の還る場所はもっと奥深くにある。 その「心の場所」を守る「家」でいるから。 君は「ただいま」を言いたいんじゃない。ずっとここにいたいんだ。 君がずっといられる場所を、僕たちが守るから。 君のための僕たちの「家」が、誰かにとって、そうだな、たとえば「楽しいお店」になるといいな。 「見ているだけ」でも構わない。 安心して「見てるだけで楽しい」と思える場所にす

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ひかりときれいないろいろせつない

いつも温かい手の存在を知っている

考えたいこと、考えて楽しいことは他にもたくさんあるのに、今日はどうしてかあなたのことしか考えられないな。 どんなに他にやるべきことや気がかりなことがあっても割り込んで来る情報というのはあるのだけど、たとえばあなたはそんな情報も越えて、わたしの一番手前なのか、大事なところなのか、脳なのか心なのかそれとも体なのか、わからないけど入り込んで、思考を全部押しのけて、感性を支配してくるんだよ。 他のもの、何も見なくていい。考えなくていい、感じなくていい。 あなたはすごいね。それだけ主

いないことにしないでよ

心の底から、わたしはわたしがいい。 他の誰も、このわたしを抱えて生きてはゆけないだろう。わたしだから今も生きている。 だけどわたしを支えるわたしを、支える誰かがいる。 ひとりで歩くわたしを、何かが守ることはないけど、わたしの歩く道を守ってくれるひとが、誰か、いる。 そうしてわたしは一人で生きている。 わたしが抱えるべきわたしを、わたしが生きるべきわたしを、わたしにしか生かせないわたしを、生きることができる。 意識は他者とのつながりを避けられない。生き物に組み込まれた社会とい

きざす想いは音もする

色はきれいだ。「好きじゃない色」はない。全部の色が「あるだけで嬉しい」。単色がきれいなのは当たり前だと思う。ふたつ以上の色を合わせると、何かの気持ちが起きる。 たくさん重ねてひとつひとつの色が一見わからないくらいになっても、見ればそこに一筆一筆のタッチがあると、「萌え」だなあと思います。萌えは結構プリミティブなものかと思う。息吹を感じる。たくさんあると嬉しい。みんないるから嬉しい。心の芽がきざす。 わたしの中に、単色も混ぜた色もあるから、きっとわずかでも「誰かが何かを」加