三日坊主日記 vol.335 『一日早めて出張シリーズ最終日』
出張シリーズも大詰め。今日は多治見から茅野へ。
今夜は茅野で泊まるつもりだったんだけど、なんだかとても疲れてきたので予定を一日早めて最終電車で帰ることにした。泊まっても朝イチに出発して京都へ行く必要があるんで、それなら帰って家から京都へ行く方がずっと楽だという判断だ。
茅野の駅に着いたら乗るはずの最終特急あずさ45号が遅延していて、塩尻での乗り継ぎには間に合わない。一本前の普通電車でもやっぱり間に合わないので、万事休すかと思ったら塩尻でこれまた最終のしなの26号が待っていてくれるという。
助かったと思ってチケットを買って飛び乗ったらなかなか発車しない。車内アナウンスでは遅れているあずさの時間に合わせて発車時間を調整していると、なんだか訳のわからないことを言っている。
念の為に車掌さんにその旨を聞くと、確かにしなのが塩尻で待っているという。ひと安心しているとようやく電車は発車した。と、思ったら次の駅でまた時間調整している。さらに車掌がきて、駅員は間に合うっていったんですよね?と。イヤイヤ、それを聞きたいのは僕の方なのだよ。車掌はそうですよね、確認します。と言って車掌室へ戻って行った。
イヤイヤイヤ、もう茅野を離れちゃって戻るに戻れないんだからね。塩尻なんかで降ろされてもホテルもないんじゃないの?タクシーで茅野まで戻るのか?タクシー代は誰が出すんだ?などと考えていたら車掌が戻ってきて、やはり待っててくれるそうですと。
結局、塩尻であずさからしなのに乗り換えたのは僕ひとり。僕が待たせたみたいでなんだか申し訳ないような気もするが、僕が悪いわけでもないから仕方がない。で、結局しなの26号は塩尻を定刻から4分遅れで発車したが、その遅れも名古屋までには取り返すらしいのでなんとか新幹線の最終にも間に合いそうなのである。助かった。やっぱり日本の鉄道は優秀だ。なーんて思いながら、左右に大きく揺れるしなの号の車内でこれを書いている。
約2週間続いた出張シリーズは、なかなかスリリングな締めくくりになったのであった。