三日坊主日記 vol.162 『円安と行列と』

早朝の飛行機で東京へ。

今回の出張はある仕事のキックオフミーティングのために。座組というか、発注ルートがこれまでなかったパターンなんで、柄にもなくワクワクドキドキしている。いろんな意味で楽しみなのだ。

まずは所用を片付けるために銀座へ。大阪もそうだけど、こちらもハイブランドのお店の前には長蛇の列。外国人がお金持ちなのかどうなのかは置いといて、円安でずいぶん買い易いんだろうとは思う。香港では中環でも尖沙咀でも、ハイブランドのお店に行列なんかできてないし、お店の中もガラガラなのだ。

僕はハイブランドに興味がないんで値段のチェックはしていないけど、食べるものの値段を見るとやはり日本はずいぶん安い。香港では街中の小汚い（失礼）店でも日本の倍はする。日本に帰ってお店に入ったらほんとに安く感じる。ハイブランドの商品は半額ってことはないと思うけど、並んででも買いたくなるほど安いんだろう。

それと、香港人か韓国人か、はたまた中国本土の人か分からないけど、若い男の子（オッサンもかな）がハイブランド品をかなりの確率で持っている。しかもアンバランス。サイズの合ってないヨレヨレのジーンズにルイヴィトンのバッグとか、どこで買うんだよというようなロゴだらけのパンツとかTシャツとか（決して妬んでディスってるんじゃないですからね）。

でも、日本もちょっと前はこれやってたんですよね。というか、今でもやってる人が稀にいる。てか、お金の使い所が変わっただけで、多くの人が見栄張って生きているんだよね。ブランドバッグを卒業した代わりに今度は時計とか、車とか。オーディオとか家具とかマンションとか笑。人間っていろいろと大変だ。

僕はいま、何にどう見栄を張っているんだろう。

さあ、キックオフミーティングへ。