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三日坊主日記 vol.141 『「ハミンンンンンング」&「ニジェール物語」上映3日目』

上映3日目の日曜日。生憎の天気にも関わらず、多くのお客さんが見に来てくださった。ありがとうございます!感謝。


13:00〜の回の上映後には、幼少期の主人公トーコ役の岡祈里ちゃん、ライブハウスの店長エグチ役の石畑達哉(匿名劇檀)くん、テレクラのスタッフ役の岡たまきさんがアフタートークに駆けつけてくれた。やはりキャスト陣が来てくれるとグッと華やかな雰囲気になる。お客さんも巻き込んで大いに盛り上がった。


この回には中学校の同級生が来てくれていて、質疑応答の時に手を挙げてくれた。「僕たちの子供の頃は毎晩のようにテレビで洋画を放送していた。ある日学校へ行くとクラスメイトが来てベルトを見せる。曰く、昨夜の映画の中でアラン・ドロンがベルトを逆に絞めていたので真似てみたと(つまり右利きが多いので、普通はベルトの先端が左を向く)。ベルトを巻く方向など気にしたことがないし、誰も気づかないだろう。そんな細かいところを見ている変わった奴がいたことを、何十年経った今でも忘れられない。それがこの監督です」と僕の方を指差した。


場内は爆笑。僕もそんなことはすっかり忘れていたんだけど、言われてみればそんなことがあったかも知れない。そんなちょっとしたことが他人の記憶に何十年も残るんだから、おもしろい。人間って不思議な生き物だ。


そして、16:00〜の回の上映後には、『ソウルフラワートレイン』の西尾孔志監督がゲストに来てくれた。西尾監督は映画に対して独特の視点を持っていて、『ハミンンンンンング』に対しても『ニジェール物語』に対しても、とても興味深い感想をくれた。刺激になるし励みにもなる。監督同士の交流はもっとあってもいいなと思わせてくれた。

上映は今日が最終日。ゲストは『ハミンンンンンング』で撮影を担当してくれた、木下隆之さん。きっと面白い話になるはず。天気も回復したし、仕事帰りに是非お越しいただきたい。


MATERIAL tanimachi(谷町四丁目駅または谷町六丁目駅から徒歩5分)

5月20日(月)
19:30~の回の上映後
アフタートーク:木下隆之 (撮影監督)・西岡眞博



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