カニバ パリ人肉事件38年目の真実(2019.7.12.公開)
今回は
『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』です。
ヴェレーナ・パラヴェル&ルーシァン・キャステーヌ=テイラー監督作。
「パリ人肉事件」の佐川一政と、彼を看護する弟を追うドキュメンタリ。
基本的に兄弟へのインタビューなのですが
映像が異様。
何を撮ってるかわからないほどの接写で顔を撮影したり
焦点が合っていなかったり。
明らかに口の部分を切り取るような撮り方もあり
おぞましくも画面から目が離せない。
なかなか衝撃的なことが後半でわかります。
たしかに微妙な言動があったが、
そこを切り取っているのもあえてだし、
子供の頃に撮影された映像をインサートさせるのも巧妙。
昨年のイメージフォーラム・フェスティバルで本作を観た
matsuさんとronpeが本作について昨年末の座談会で語っています。
まさか一般公開になるとは。。
『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』 公開劇場
text by ronpe