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淪落の人(2020.2.1.公開)

今回は
淪落の人』です。

アンソニー・ウォン主演作。

監督は香港のオリヴァー・チャンで
これが長編デビュー作。

半身不随の男とフィリピン人家政婦を描くドラマ。

広東語と英語
言葉が重要な話であり
そこはかなり字幕もしっかりしてる印象。
とても良かった。

終盤はまぁ泣いちゃう展開となるわけですが
笑えるシーンもたくさんあるし
いわゆる本当に悪い人があまり出てこない優しい作品。

サム・リーも良かった。

先行上映の上映前舞台挨拶にはアンソニー・ウォンが登壇。

アンソニー・ウォン
「コンバンハ、ゲンキデスカ?プロモーションでは久々の来日ですが、実は京都と静岡にはCM撮影で来ていました」

(ノーギャラでの出演について)

アンソニー・ウォン
「監督はまったく知らない人でしたが、会って監督の誠意を感じました。二点目にポスターを見てもらえればわかるように香港の商業映画としてはめずらしい役柄。そしてフィリピンの女優が主役ということ。これらの点を考え受けました」

(車椅子役の苦労)

アンソニー・ウォン
「座って演技するので楽です(笑)」

(香港の現状について)

アンソニー・ウォン
「香港へ行くのは、みなさんしばらく控えた方が良いでしょう。警察は本当に気が狂ってしまった。未来は香港人自身が勝ち取るしかない。若者たちがこんなにも頑張っている。もちろん中年の人、いろいろな階層の人が頑張っている。香港人として誇り高く思っている」

『淪落の人』劇場情報

text by ronpe

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