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負け犬の美学(2018.10.12.公開)
今回は
『負け犬の美学』です。
もうすぐ今年の東京国際映画祭がはじまりますが、
去年の東京国際映画祭の上映作品の
一般公開がいくつかはじまります。
本作もその中の一作。
監督は、フランスのサミュエル・ジュイ。
45歳、ベテランの2流ボクサーが
家族のために戦う、
生活のためにスパーリング・パートナーをするボクシング映画。
父と娘の話でもあり、その哀愁がいい。
主演はあのマチュー・カソヴィッツ。
なんとカソヴィッツ自身が本格的にボクシングに入れ込んでいて、
昨年6月にはアマチュアのリングでデビューを果たしているそうです。
そして本作はなんとヨーロッパ・コープ作品。
『トランスポーター』とか『96時間』とか『LUCY/ルーシー』でおなじみ
あのヨーロッパ・コープ作品。
エンタメ色は強いが、
しっかりとした人間ドラマで、
銃撃戦やカーチェイスはなし。
最近のヨーロッパ・コープ作品には驚かされます。
去年の東京国際映画祭ではコンペティション部門で上映された本作。
映画祭上映時のタイトルは
『スパーリング・パートナー』
でした。
上映後にはマチュー・カソヴィッツと、
ソレイマヌ・ムバイエ(本当のスーパーライト級チャンプ)が登壇。
マチュー・カソヴィッツは
「コンバンハ。
私は何度も東京に来ているが本当に大好きな場所で、
こうして呼んでいただき嬉しいです」
と東京を楽しんでいるようでしたよ。
text by ronpe
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