テルアビブ・オン・ファイア(2019.11.22.公開)
今回は
『テルアビブ・オン・ファイア』です。
http://www.at-e.co.jp/film/telavivonfire/
イスラエルのサメフ・ゾアビ監督作。
昨年の東京国際映画祭で上映され、
本当に面白かった本作がついに一般公開です。
あるきっかけで人気メロドラマの脚本を担当することになったサラム。
ドラマ脚本執筆のドタバタと
イスラエルとパレスチナの問題を見事にコメディに取り込んだ
まるで調子が良いときの三谷幸喜作品のような完成度。
各登場人物も魅力的。
難題が重なりエスカレートしていく終盤
ラストで爆発的に見事なアイデアでドラマが完結するところが素晴らしい。
笑えます!
東京国際映画祭上映後Q&Aには、サメフ・ゾアビ監督とアッシ役を演じたヤニブ・ビトンが登壇。
ヤニブ・ビトン
「客席で皆さんと一緒に映画を観て、日本人の観客の皆さんからクスクス笑いが起きていた。この内容を日本の皆さんに楽しんでいただけて誇りに思います」
質問)
メインアイデアの着想は?
サメフ・ゾアビ監督
「そもそも僕はソープオペラが好きだしソープオペラを見て育ちました。ソープオペラを組み込むことによって通常では云えないようなことが云えました。そして自由に描けました」
『テルアビブ・オン・ファイア』上映劇場
https://theaters.jp/1807
text by ronpe
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