チャンブラにて(2019.1.26.公開)
今回は
『チャンブラにて』です。
ジョナス・カルピニャーノ監督作。
南イタリア、
家族を養うために稼がなくてはならない立場となった
14歳のロマの少年ピオ。
職に就くこともできず、
人の家からものを盗み、
それらを売る。
ほとんど背景説明もないが、
それでも作品世界に没入できる迫力。
描かれているものは
入江悠監督の『ギャングース』とも重なる。
また本作のエンドロールを見ると、
あることに気づく。
『孤高の遠吠』の小林勇貴監督は、
本物の不良を起用し映画を撮りましたが、
『チャンブラにて』は、
スラムで生活してる人たちを起用して撮りあげた
ストリートムービーなのでしょうね。
text by ronpe
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