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オンネリとアンネリとひみつのさくせん(2019.5.25.公開)

今作の公開をまだかまだかと待っていましたが、あっという間ですね📅
よく、「待ってる間が楽しい!」なんて言いますが、映画だけは観てもらわないと始まりませんよね。

タイトルにある、オンネリとアンネリ。
ふたりの女のコ👭の名前。
聞き馴染みのない名前。
そう、フィンランド映画🇫🇮なんです。
本国フィンランドで長年愛されつづけている、マリヤッタ・クレンニエミ(これまた、生まれて初めて聞く感じたっぷり)の名作児童文学「オンネリとアンネリ」シリーズの実写映画化第3弾。

過去作のタイトルは、
『オンネリとアンネリのおうち』
『オンネリとアンネリのふゆ』
タイトルを眺めるだけでも和みます。
すべて、ひらがなとカタカナ。
やさしさ、やわらかさが伝わってきます。

シリーズの前作を観てないからなぁと躊躇する人にこそオススメしたくなる、このシリーズの真骨頂ともいえる、ある要素がタイトルにも表れているといってもいいでしょう。

「寛容」
わたしが「寛容」という言葉を口にしたり、こうして書いたりするようになったきっかけは、フィンランド映画との出会いでした。

お洋服やお家が可愛いだけじゃなく、彼女たちの成長とともに、シリーズを重ねるたびに大人にも響きやすいテーマを含んだストーリーになっている気がします。
良くも悪くも「不寛容」の方にスポットが当たりやすい日本。観るわたしたちに、それが受け止められるかを試されている気もしてきます。

こんなことを書いておきながらなんですが、まったく堅苦しいお話ではありません。
ましてや、説教くさいなんてこともありません。
彼女たちを愛でるだけでも、十分お金を払って鑑賞する価値のある作品です。

今回、別の意味で主役と呼べるかもしれない「先生」が登場します。
そのキャラクターとフォルム、そして口に出したくなるような名前もお楽しみに!
前作を観ている人にはうれしいあのキャラクターたちも出てきますよ。

ronpeさん風にいうと、わたしは今作を今年2月に開催された「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2019」で鑑賞しました。

上映劇場は、過去作2作の上映館と同じく「YEBISU GARDEN CINEMA」さんです。

ですが、今回に限ってはまさかの2週間限定上映!!
本編は75分と短いですが、いろんなことが詰まった作品です。
恵比寿のお近くに行かれた際にサクッと、ふらっと立ち寄ってみてください。

『オンネリとアンネリ』シリーズ公式Twitterアカウント

text by まるゆ

#映画 #映画レビュー #オンネリとアンネリとひみつのさくせん #オンネリとアンネリのおうち #オンネリとアンネリのふゆ

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