巡礼の約束(2020.2.8.公開)
今回は
『巡礼の約束』です。
ソンタルジャ監督作。
舞台はチベット。
病院である告知を受けた女性ウォマは
聖地ラサへの巡礼を目指す。
新たなる五体投地映画の誕生。
徐々に登場人物の関係性がわかってきたりする。
物語的には中盤でかなり大きな転換があり
それ以降の後半こそが本作の本質のような気がします。
面白い構成。
中国映画祭 電影2019での上映後には
ソンタルジャ監督が登壇。
司会は安心と安定の矢田部さん。
もうこちらが聞きたかった質問をしっかり最初にしてくれていました。
ソンタルジャ監督
「このように日本で作品が上映され光栄です。今回は一回限りの上映ですが、来年日本での公開が決まっていますのでまた観てください」
(本作について)
ソンタルジャ監督
「実は映画に出資してくれている人からの企画、脚本であった。ただその脚本はあまりひかれなかった。なので私はガラッと違う話に変えてしまった。元の話とはかなり変わっています。元々ストーリーはラブストーリーだったんです」
(タイトル『アラ・チャンソ(原題)』の意味は?)
ソンタルジャ監督
「チベットのギャロン族の歌です。作中で歌われる歌ですね」
text by ronpe
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