【FAQ】一般矯正 vs 手術矯正 / 矯正の必要性 ( feat. AI シミュレーション )
MACS 口腔顎顔面外科 : ソウル大学校 歯科大学卒業
ソウル大学校 歯医学博士
ソウル大学校 口腔顎顔面外科 専門医(OMFS)
オーダーメイド-3D両顎手術プロトコル研究/開発
ナビゲーション、ロボット両顎手術方法共同研究/博士論文
こんにちは!
今日は皆さんが手術前後によく聞く質問である
矯正を必ずしなければならないのかに対する回答を用意してみました。
理解が少し難しい部分があるため、文章で書いてみます。
歯科矯正または手術ケース
上顎と下顎の骨、そして歯の咬合が正常範囲から外れている場合
歯の矯正または手術が必要だと思います。
歯が曲がっている場合、以下の問題が発生します。
1.審美的問題
2.機能的問題(噛む問題など)
これを不正咬合といいます。
また、一般的に毎月 矯正歯科に行って治療しながら 1-2年ほどかかることになります。 ある方は歯の前後の間隔 左右への非対称が酷すぎたり 顔自体が曲がっていて 歯の移動だけでは噛み合わせができず 美しい顔を作るのが大変な場合もあります。
歯だけじゃなくて、歯型を取っている 上顎と下顎の骨自体が 前-後/左-右/上-下へ位置が合わないからです。
ケースの例と診断
下記をご参考ください。
下顎が左に曲がっている非対称患者
下あごが突き出ているしゃくれ
あごが後ろに入った顎無しの顔
上記のようなケースで 歯だけを無理に動かす場合には、 噛む問題も解決が難しいですし 綺麗にならないだけではなく 矯正後に再発し、 結局手術をする場合が多いです。
よって、矯正のみをするのか 手術も一緒にしなければならないのか 最初に正確に診断することが重要です。
一般矯正 vs 手術矯正
そうなると
一般矯正と手術矯正は何が違うのでしょう?
ケースの例
下記の患者様は典型的なしゃくれ患者のケースで
手術矯正と顎矯正が必要な状態です。
ですが、初診断の際に一般矯正のみで計画を立て
噛み合わせはどれくらい合うのか…問題点は
1.歯の角度か良くない
2.下顎が前に出ている
(下の歯をもっと内側に倒す治療)
もしこの患者様が一般矯正を続けた場合
下の歯が内側に倒れてしまいながら(赤)
下唇を内側に入れる事は可能ですが
下顎はそのまま位置してしまい
しゃくれ顎は解決されず余計に目立ってしまいます。
また、笑った際に下唇も一緒に内側に入ってしまうために
魔女顎の様な現象が起こりやすくなってしまいます。
一般治療進行時 AI仮想シミュレーション
一般矯正治療時に仮想治療効果を現したビフォーアフターの写真です。
ここで見えるように下唇はもっと入り、顎がもっと出てきてしまった様に見えると思います。
手術矯正進行時 AI仮想シミュレーション
以下のように上の歯を内側に 下の歯は外側に理想的な歯の角度でまず作り 手術を準備することになります。
この方向が一般矯正とは反対方向にです。(赤い歯)
(もちろん手術前にはもう少し不便になります)
噛み合わせがもっと合わない方向に治療が行われるんです。 でも、手術をすると(黄色ライン) 正しい歯の角度に、正しい噛み合わせ そして全体的に綺麗な顔になります。 (もし下の歯を前に傾斜させていなかったら、下顎が後ろに入らなかったですよね?)
手術矯正と両顎手術を一緒に行った 前後仮想治療の写真です。 ↓
もちろん仮想結果ではありますが しゃくれも解決でき咬合もよく合う綺麗な顔で 変わったことが確認できます。
結論的に 患者様のケースによっては 審美的に機能的に 一般矯正 vs 手術矯正に分けられます。
マックス口腔顎顔面外科では AI技術により予め予想できるため
悩まずに”カウンセリングから先に受けて下さい”とお伝えしたいです。
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