人間の認知バイアスが及ぼすリスクの過小評価について

はじめに

みなさん、疲れや寝不足、ストレスなどで過度なリスクをとる事がありませんか?また、利益が出ている時に多めのポジションを取ったり普段買わない高いものを買ったりなどありませんか?
私は結構あって、疲れや寝不足が影響してリスクを過小評価する事があります。以前から気付いているのですが、なかなか人間本質的な部分は直せないものです。
直すには、まずは自分の認知バイアスを確認することから始めましょう。
と自分に言い聞かせる事をテーマに本記事を作成します。


👉私【AIに質問】

あなたは脳科学者で、行動心理学者です。 人間が「正しい」と認知したものが誤っている事が多々あります。 どういうロジックで、正しいと人間は判断するのでしょうか?

👈AI【回答】

人間が「正しい」と認知する判断は、様々な認知バイアスの影響を受けやすいですね。認知バイアスとは、人間の思考や判断、意思決定において生じる典型的な偏りや誤りのことを指します。人間が「正しい」と判断するロジックには、主に以下のようなメカニズムが関与していると考えられます。

確証バイアス
自分の信念に合致する情報ばかりを集め、反する情報を無視または過小評価する傾向があります。これにより、自分の考えが正しいという思い込みが強化されます。

利用可能性ヒューリスティック
思い出しやすい情報に基づいて判断する傾向があります。メディアなどで頻繁に取り上げられる事柄は、より重要で起こりやすいと錯覚しがちです。

バンドワゴン効果
多数派の意見に同調しやすい傾向があります。大勢の人が信じていることは正しいという思い込みが生じます。

自己奉仕バイアス
自分に都合の良い方向に物事を解釈する傾向があります。自分の判断や行動を正当化しようとする心理が働きます。

アンカリング
最初に提示された情報に引きずられ、その後の判断が歪められる傾向があります。最初の情報が強く印象に残り、それを基準にして物事を評価しがちです。

感情バイアス
感情的な要因によって判断が歪められる傾向があります。好きなものは過大評価し、嫌いなものは過小評価するなど、感情に流されやすくなります。

このように、人間の認知プロセスには様々なバイアスが内在しており、それが「正しい」と錯覚する判断を導きやすいのです。客観的に見れば不合理な判断でも、本人にとっては正当化されているのが特徴と言えるでしょう。認知バイアスを完全に取り除くことは難しいですが、バイアスの存在を知り、複数の視点から考えることで、より合理的な判断に近づけると考えられています。メタ認知を働かせ、自分の思考を客観視する訓練も重要だと思います。

認知バイアスというワードは知ってても種類までは知りませんでした。
少し話は変わりますが、株式投資で有名なテスタさん。
テスタさんがYouTubeで仰ってましたが、確か
「自分のポジションがあったとしても、それがない前提で考える。フラットに、前回の結果に引きずられないように考える」
と仰ってました。
これはバイアスの事ですよね。
私の事例をあげると、


ドル円ショート ➡ 損失発生の為損切 ➡ 再度ポジションを取る時にショートに意識が傾きがち

となりやすいです。
これは、【自己奉仕バイアス】自分の判断や行動を正当化しようとする心理が働いたと考えれます。

また、昔よくあったパターンは、
【損失発生】➡【ポジポジ病】➡【損失拡大】でした。
あの時の自分の感情や行動を振り返り認知バイアスに当てはめると、


①損失が発生したことにより感情的になり、感情バイアスが発動します。
これにより判断を誤ります。
②次に確証バイアスが発動します。①が起きた結果、自分が正しいと思い込み、ショート優勢だ、という情報を収集するように無駄に頑張ります。
行動の変化としては、
・時間軸が短くなる(普段見ない15分足とか見始める)
・チャートの確認頻度が増える(普段よりチャート確認頻度が増える)
これは、自分が正しいと思う情報を収集したいという欲望が、行動に繋がったように思います。
③結果、損失を拡大します。

【感情バイアス・・・感情的な要因によって判断が歪められる傾向があります。好きなものは過大評価し、嫌いなものは過小評価するなど、感情に流されやすくなります。】
【確証バイアス・・・自分の信念に合致する情報ばかりを集め、反する情報を無視または過小評価する傾向があります。これにより、自分の考えが正しいという思い込みが強化されます。】

損失の理由はたった1つです。
『自分のエントリー方向とは逆方向に動いた』からです。
事実は逆方向に動いたという事です。

となると、事実を踏まえて行動するなら手仕舞いされた時点で、その方向にエントリーすべきです。
しかし、大抵の場合行動を変更をできませんでした。(今は違いますよ…笑)
恐らくアンカリングが発動しているのでしょう。
【アンカリング・・・最初に提示された情報に引きずられ、その後の判断が歪められる傾向があります。最初の情報が強く印象に残り、それを基準にして物事を評価しがちです。】

最初に提示された情報、というのは最初に自分が『テクニカル分析を元に下した判断』になるでしょう。
いやーこうやって負けを量産するんですね。


まとめ

認知バイアスの種類、定義を浅くても良いから知る事で、
自分の行動にラベル付けする事ができました。
これにより、利益が出ようが損失が出ようが自分が行っている事が認知しやすくなると考えます。

次はもっと、認知バイアスを掘り下げると同時に生成AIで認知バイアスに対するアプローチを増やしてみたいです。


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