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そもそも品質工学 第126話 通訳のライアさん?

海外出張編の最終話ですね。
前回でライアさんの怪しい動きがありましたが、いったい彼女は何者なのか?

今回は、ストーリー編で、品質工学っぽい話はほぼありません。(^^;
こういう回の方が、下調べ不要なので作りやすかったりするw

空港にて…

後日…

ストーリーについて語ると今後のネタバレになるので、あまり触れないでおこうw

代わりに、私の海外出張でのお話を。
現地のローカルスタッフに品質工学の指導をしに行ったのですが、優秀なメンバーが多かったですよ。

品質工学なんて言うよくわからない手法を勉強していました。
ただ、これには理由があるのです。

自分のスキルを上げて、給料を上げてもらう。
そして、今の会社で給料があがらないなら、その知識を持って、他の会社に行って給料を上げる。

そう、学ぶと給料が上がる仕組みなのです。
そりゃ本気にもなります。

普通なら、お金を払って学校に行って勉強しないといけないのに、日系の会社なら給料をもらいながら、学べる。

わかりますか?
学校に行きながらお金をもらえるという、わけわからない状態です。
こんなおいしい状態、外資系ならありえません。

日本の会社は、人を育てるということが普通です。
それに対し、ジョブ型の外資系は、育った人を雇って、対象のポジションに据えるという方法です。

日系の会社も指をくわえて眺めているだけではありません。
賞状や資格証は会社が保持して、会社を辞めるときにもそれらは社員に渡しません。
証明が無ければ、転職先もその人のスキルってわからないですからね。

日系の給料が外資に比べて安いってのもあるのかもしれません。なので、スキルを身に着けたら、それに見合った報酬を与えるような仕組みだったり。

だから、海外工場のローカルスタッフは、とても勉強熱心に見えるのです。
日本じゃ勉強しても給料あがりませんよね。
品質工学の研修会行ったところで、給料はUPしません。

それじゃぁ、誰も学びません。
学ばない社会人を生み出しているのは、そういったシステムになっているからなんでしょうか。

ごく一部に、自ら学ぶ立派な人たちってのもいますけどね。
彼らのそういった意気込みって、どこから出てくるんでしょうね。

え?私ですか?
勉強するのは好きですよ。

知らなかったことを知ること、新しい知識やスキルを身に着けるコト。
楽しいじゃないですか。

…それを楽しいと思えない人もいるってことなんですかね。
人それぞれですね。

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