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そもそも品質工学f 誤差因子の探し方(23)

さぁ、バーコードをどうやって書き込むか?
最終的に選んだシステムとは?

どうやってシステムが違うものを一律で評価するのか?

久しぶりに登場!
誤差因子一覧表!
ほんとにこれ、恐ろしいほど誤差因子が出てきます。
誤差因子を決め打ちしている人、一度これを使って誤差因子を出してみてください。
自分の視点が狭かったってことがわかります

で、複数の誤差因子が出てきたら、よく行われるのが誤差因子調合です。
ようは、出力が大きくなる条件と、小さくなる条件に分けて、それぞれをN1とN2にするのです。

ですが、システム選択の機能性評価でそれをしてはいけません。
あるシステムでは、出力が大きくなる誤差因子の水準でも、他のシステムだと逆の傾向ということがあります。

ようは、N1とN2に分けることができないのです。
なので、誤差因子は調合しない。
じゃぁ、全組み合わせするのか?
そんな面倒なことはしません。

具体的には、直交表に割り付けたまま評価する。
これで、バランスよく様々な誤差因子下での評価ができます。

例えば、L12でやったとしたら、このシステムは温度に弱い。
このシステムは湿度に弱いなど、システムの弱点を見つけることができます。

あとは、対象に応じて、適切なシステムを選べばいいのですよ!

次回から新テーマ!
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