見出し画像

そもそも品質工学 第121話 本当に欲しかったコト

さーて、ペーパーホイールの最終話。
素直に終わるかと思いきや…?

では、いってみましょー

教育を終えて…

これが、科学と技術の違いなんじゃないかと思います。

現象解明し、どういった仕組みになっているのか。
どれとどれが、組み合わせで特性値が高くなるのか。

これは科学です。
物理学や化学ですよね。

でも、技術は違う。
物理学や化学の現象を利用して、得を生み出す。

得というなら、誰が得をするのか。
それが、お客様、使用者ってことになります。

いくらハイスペックなものができたとしても、お客様がそれを望んでいなければ、得は生まれません。

お客様が望む価値を生み出す「コト」をを技術で実現化する。
これが技術者じゃないかと、私は思います。

モノじゃないですからね。
コトですからね。

山のようにペーパーホイールがあったって、ただの紙ごみです。
それに対して、価値を生みだす。
環境や状況もセットで用意し、喜んでもらう。
そして、ささやかな対価をいただく。

その対価を元手に、さらに喜んでもらえるコトを生み出す。
このサイクルを回すこと。

これが社会に貢献できる企業活動じゃないかなと思います。

・ー・ー・ー・ー・
ストーリー編では、やたらと攻撃的なAIが出てきましたが、彼女はいったい何者か?
品質工学とは全く関係ないですが、気になりますよねw

そんなお話の続きはこちら!
↓ ↓


いただいたサポートは、有益な情報を提供し続けるための活動にあてていきたいと思います!