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そもそも品質工学 第118話 ペーパーホイールの実験データ取得

目的、機能、誤差因子、計測、そして制御因子。
ここまで決まれば、あとは実験を行うだけだ。

じゃぁ、すんなりとデータが取れるか?
そうは簡単にはいかないのですよ。

品質工学というより、実験の仕方のセンスが問われる部分ですね!

実験してみると、思った通りなんかならない。
いい発見もあれば、悪い発見もある。

だから、最初に実験をするのは直交表L18の中で、1行目と3行目。
なぜかというと、第1水準と第3水準が比較的集まっているから。

つまり、データ取りができなくなる可能性の高い極端な条件ってことです。
この1行目と3行目でそれなりにデータが取れそうなら、あとはその間にある条件たちなので、おそらく問題ないでしょう。

逆に、1行目と3行目で実験の進行上の問題が発生した。
計測ができない、組み合わせが作れない、装置の限界を超えているなど。
そういう場合は、この段階で実験条件や、実験方法の修正をかけてください。

今ならまだ間に合う!
まぁ、研修ならCI03が言う通り、失敗させてもいいですけどね!


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