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「日本人の社会と精神性」〜陰謀論とスピリチュアルの狭間で〜②


皆さん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。「見たかな?観たよ!」の中の人、ひろ-macrobiworldです。

今回も長文ですので、一気読みがキツい方は目次機能をご利用頂き、分割して読んでいただけると有り難いです。

さて前回から新たな視点で始めましたシリーズのテーマは「悪は抱き参らせよ〜分断から融和へ」。

少し前にアップしたカバラに基づいて作られたDSの系譜図の中で、ユダヤ教の密教とも言えるカバラ神秘思想における物事の流れを体系化・図象化した図;ユダヤ密教カバラ神秘思想の曼荼羅とも言える「生命の樹」の完成に至る最終段階で、「分断・対立から融和に至る過程」があることについて触れました。

また日本の預言書としては最も有名であろう「日月神示」では、「悪は排除するのではなく、悪は抱き参らせよ」と諭しています。
つまり、「悪を感化して自ら更生・改心する様に仕向けなさい」と言っているわけです。

なお、日月神示の当該部分の原文は以下の通りとなっています。

邪はらふとは邪無くすることではないぞ、邪を正しく導くことざぞ、追払ふでないぞ、まつろへよ。引寄せて抱き参らせよ、取違ひならん大切事ぞ。

日月神示 第十九巻 〇つりの巻(マツリの巻)
第五帖より引用

ところが今の日本は(世界も、かも知れませんが)、内心と言うか実情はどうであれネット上には「悪は排除」の主張が跋扈している状態です。

この「悪は排除」の主張がぶつかり合ったところに生まれるものの象徴が「戦争」ですね。直近ではガザ(ハマス-イスラエル)戦争がそうでしょう。

人類全体にとっての悪は勿論存在していますが、戦争を招く様な「悪」は、その当事者にとっては悪でも、当事者と争っている相手にとっては「正義」だったりします。

それが如実に現れているのが宗教戦争でしょう。
昨今はそこにイデオロギーや経済問題が絡み、事態はより複雑化しているのが実情です。


本題に入る前に


そこで本題に入る前に、テーマに関係して来そうな世界の現状をお話ししておきたいと思います。

先頃起きたイランのライシ大統領の不審な事故死をきっかけに、いよいよ中東戦争に突入するんじゃないか…とか、第三次世界大戦勃発か?と一部で騒がれていますけど、
このタイミングでロシアが戦術核の軍事演習開始とか、

う〜ん、旧約聖書のエゼキエル戦争開始に向かって、ロシアがウォーミングアップ始めちゃったよーーー⁈ってな感じなんでしょうか?

何しろイスラエルはガザを、劣化ウラン弾を使用して攻撃しているらしく、生き残っているパレスチナ人には被爆による癌が増えているのだそうです。

米国の言いなりで、イスラエル支持の増税メガネ。出身は東京らしいけど、広島県選出の政治家なのに、これ聞いてなんとも思わないんですかねえ…。

世界最初の戦争による原爆被害を受けた土地から選出されたのに。

平和公園の石碑に刻まれた「過ちは二度と繰り返しませぬから」が虚しく響きます。

(増税メガネは広島県選出なのに、なんでイスラエルの劣化ウラン弾使用を容認していると受け取られかねない「イスラエル支持」なわけ?それを日本に強制している?米民主党政権もどうかと思うけどね。何のためにオバマ元大統領は広島原爆資料館に行ったんだよ⁈って話。ふざけんな💢)

【関連記事】・旧約聖書;エゼキエル書第38章は現代に成就するのか?

ライシ大統領の事故死直前にオマーンの仲介でイランと米国が秘密会議を行なっていた様ですが、ライシ大統領の事故死でそれがオジャンになったと報じた米メディアもあった様です。

ネタニヤフ政権は余りにもやり過ぎだから、ネタニヤフ政権を引き摺り落として、政権交代させたいという事では米とイランの思惑は一致しているのだそうですが、この先果たしてどうなることやら。

オランダハーグの国際司法裁判所は昨年末の南アフリカからの提訴を受けて、5月24日、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに対し、暫定措置としてガザ南部ラファでの軍事作戦の即時停止などを命じた。ーーーとの報道もありました。

もしイランがイスラエルを攻撃して中東戦争になってしまったら、日本には石油が入って来なくなる可能性が高いそうで、、、そうなると日本の山々を禿山にした再エネ利権の中華メガソーラーも怪我の功名になりかねない。。。

もっとも、メガソーラー程度でどれだけ損失のカヴァーが出来るんだ?って言う話ではあるんですが。…しかも地震や豪雨時の自然災害甚大化のリスクもあるし。

手を差し伸べておいて後で…って言うのが共産主義者のやり方だからなあ…。

そうは言っても、石油来ない→中華メガソーラーで助かった→ケガの巧妙→名実共に中国による日本国の乗っ取り、
になっちゃうと困りますよね。

(なのでわざわざドンパチしなくても、本当に台湾を支配し日本を侵略したいなら、日台に対して今のサイレント・インベージョンを進めていけばいいだけなので、本音は「中国は戦争したがっていない」し、中国大使の火の海発言も台湾を包囲する形での軍事演習も、実は脅された上でのポーズではないのか?と個人的には疑っています。
メガネも米民主党政権も中国も、背後には戦争させたがっている共通の敵がいるはずだからです。)

有事の後、実は日本を助ける為でした…で、(日本人が納得できる様な相応の理由で日本に帰化している人や、品行方正な観光客を除き、)日本国の乗っ取りを目的とする中国人工作員等は綺麗さっぱり日本から撤収してくれれば良いですけどね?

教養や知識の無い人は視野が狭いから、思考も極端に偏り易いんだと思うんです。宗教も然り。

前回や今回の話の内容にも関わって来ることですが「教育」って、やっぱり大事なんですよね。
相手を感化するツールになり得るという意味でもね。

いずれにせよ、理由は省略させて頂きますが、排除の論理は最終的には困窮への道に繋がります。

だからこそ地球上に蔓延る問題の解決には「分断から融和へ」「悪は抱き参らせよ」の観点が必要なのではないでしょうか?

因みに日月神示には次の様なくだりも出て来ます。

この道は道なき道ざぞ。天理も金光も黒住も今はたましいぬけて居れど、この道入れて生きかへるのぞ、日蓮も親鸞も耶蘇(ヤソ=キリスト)も何もかもみな脱け殻ぞ、この道でたま入れて呉れよ、この道は・ぞ、○の中に・入れて呉れと申してあろうが。臣民も世界中の臣民も国々もみな同じことぞ、・入れて呉れよ、〇を掃除して居らぬと・はいらんぞ、今度の戦は○の掃除ぞと申してあらうがな、まつりとは調和(まつり)合はすことと申してあろうがな、この道は教でないと云ふてあらうが、教会やほかの集ひでないと申してあらうがな、人集めて呉れるなと申してあらうがな。世界の臣民みな信者と申してあらうが、この道は道なき道、時なき道ぞ、ぞ。この道でみな生き返るのざぞ。
〉日月神示 第五巻 地(九二)つ巻  第十二帖 (一四九)より引用

…ここで言う○は器(肉体)、・は勾玉=霊魂、魂や生命の象徴でしょうか?

前振りが長くなって申し訳ないのですが、もうちょっとだけお付き合いください。

今、ちょっとでも世界情勢に詳しい人なら、ダボス会議を主催しているWEFこと世界経済フォーラムが推し進める「グレートリセット」「ニューワールドオーダー(新世界秩序)」の存在が大きな問題になっていることは聞いたことがあるかと思います。

そのWEF会長取締役のクラウス・シュワブが辞任の意向と言うことで、新しい会長を立てて、新たな国際機関になる為(今現在はこれでも一応民間組織)に院政敷くんじゃないかとも言われている様ですね。

分かりやすく言えばパンデミック条約などは
WEF→中国・国連(WHO)→日本など世界各国へ…の流れがあるのではないでしょうか?

そのWEFは中国の経済発展、ひいては中国に世界の覇権を獲らせることを推し進めて来たわけですが、そのプランを中国自身が具体化させたものが「一帯一路」構想でもあったわけです。(漸く本題に入って来れました。)

ですが、単なるWEFの言いなりでは無く、そこには習近平がかつてぶち上げた「中国の夢」計画の存在もありました。

昨今はハンガリーやセルビアなど東欧勢が一帯一路に参加を表明したのに対し、

バルト3国に続きイタリアが離脱を表明しており、今後フィリピンも離脱を予定していると言われており、潮目が少し変わって来ているようです。

大東亜共栄圏構想については前回記事(シラスとウシハクの画像キャプション部分)で説明しているので、そちらを参考にしていただければと思います。

また大東亜共栄圏の方は、現在RCEPと言う形で具現化されてはいる(ヘッダー画像右側参照)ものの、中国が主導権を握ってしまっている為、戦前に明治政府が思い描いていた様な形になっているかどうかは不明。

何しろ明治政府が思想的に下敷きにしていたであろう「シラス」を知らない「ウシハク」の国「中国」が主導権を握ってしまっていますからね。
それが何故問題かはこれから説明して参ります。

一帯一路とは


そもそも「一帯一路」って聞いたことはあるけど、一体何なの?と言う人も多いと思うので、ここで簡単に説明しておきたいと思います。

日米が主導した環太平洋パートナーシップ(TPP)に対抗して、中国が親中の国を増やす目的で、現代のシルクロードとして打ち上げた経済圏構想が一帯一路です。

米のTPP離脱後、一帯一路の重要性は下がったと言われていますが、それでも中国は一帯一路に沿って軍事拠点を置くことを考えているとも言われています。

なお参加国138カ国(2021年当時)のリストは巻末に参考資料として挙げたPDFの最後の方にあります。(ただし表向きは中国政府はリストの公表はしていないようですが。)

因みに最近「台湾有事」をチラつかせている中国ですが、どこまで本気なんですかね。繰り返しになりますが、個人的には「プロレス」を演じようとしているようにしか思えないんですが。

そうせざるを得ないくらい、脅しに来ている輩(闇側DS)がいるってことですよね?

でもね、中国からの浸透が進んじゃって、自衛隊の機密情報も何処まで漏洩しているか分からない日本は、冷静に考えれば中国とは戦争出来ないでしょ。

似たような話は米軍の方でもあって、米国では報道が出てるみたいだし、そんなことは分かっているはずでしょ?

そう言う状態なのに戦争させようとしてるって、いい加減日本国政府は「嫌なことは嫌だ」と闇側DSにハッキリ言うべきではないですか。

目の前に毒入りと分かっている飲み物が置かれて、飲めば最悪の場合死ぬと分かっているのに、飲めと言われているようなものじゃないですか?これ。

これってもう、パワハラ通り越してるし。個人なら犯罪行為なのに、なんでそんなことが罷り通っているのか。
多分、日中双方に同じことやられているんだろうね。

ここは思案のしどころと思うんだけどなあ。

形作って魂入れず(○の中に・を入れず)だった中国の経済圏構想


最初に結論を先に言っちゃうと、ウシハクのやり方では真の仲間作り、コミュニティ作りは出来るわけが無いんですよね。

前回掲載したこの図、今回も入れておきますね。図の説明はお手数ですが、前回記事のこの図のキャプションをご参照くださいませ。

ウシハクって一歩間違うと恐怖政治になっちゃう。

ジャイアンとスネ夫くんやのび太くんとの関係みたいなもので、立場が上の者が下の者を恐怖と力で押さえ付けて支配しているのであって、信頼関係が醸成されて互いに支え合っているわけでは無いですから。

シラスって確かに肩書きとか身分的な上下はあるけど、身分や肩書きはあくまで「社会での役割」であって、人間の貴賤を決めるものでは無い。祭祀王である天皇は特別枠だけれど、それ以外は平等なんです。

社会の中でお互いの役割を果たし合うことで、皆で支え合う。

天皇はその様子を知り、見守り、寄り添う。

だから天皇以外の人々は、立場的な上下はあっても人間としては対等で、人々の関係性はそれぞれが英語で言うところのパートナーの関係に近いのかな。パートナーと違うのは契約関係では無く、社会的な暗黙の合意の上に成り立っている関係も多いことなんですよね。

大東亜共栄圏構想の時からそうだったけど、日本は発展途上国に対して、魚を与えずに、魚を釣る為の竿や釣り針を与えて、魚の釣り方を教えて来たわけです。

でも米国民主党政権の対黒人・マイノリティ政策に象徴されるように、ウシハクの国って言うのは、最初から弱者に大量の魚を与えちゃう。弱者を支援漬けにして自立出来ないようにしちゃうんですよね。

ウシハクの国って言うのは、王公貴族が民から搾取し、奴隷として都合よく自分達に使役させようとしますから、民が知恵を付けて(教育を受けて)経済的に自立されたら困るわけです。

だから自立の術を教えず物乞いさせて、支援漬けにして与える代わりに、自分達の言うことをきかせようとする。

中国が発展途上国を支援漬け借金漬けにして、借金を返せない場合、自分達が支援で整備したインフラの使用権を自分達のものにしてしまっていることは有名な話です。(これも軍事拠点造りの一環か?)

例えばある国に、その国の実情から考えたら豪華過ぎるような最新式の港を、中国がODAで作ったとします。
けれども建設費用は中国からの借金の形になっていますから、最新式の豪勢なものを造っても、発展途上国にその借金(料金)を返せるわけもなく、結果的にその港は中国のものになってしまうわけです。

まさに御本家ユダヤマネーの金貸しの論理。

ソ連を産んだのも中国を産んだのも、コミンテルンーーー共産主義を産んだのもあの超お金持ちのお家で、金貸しが御本業だったじゃないですか?

しかもお金を借りる側は、分相応な借金では無く、身の丈に合わない法外な借金をする様に誘惑というか、仕向けられている。

『私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば誰が法律を作ろうとそんなことはどうでも良い。』(マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド;1790年)

『私の息子たちが望まなければ、戦争が起きることはありません。』(グートレ・シュナッパー▶︎マイヤーの妻)

ロスチャイルド夫妻の言葉


こう言うやり方でファミリーを作っても、それは真の仲間ではなく力で押さえ付けているだけ。ヤクザみたいなもんです。

しかもこう言うのは、戦前の日本が目指していたものとは違う。

こう言うヤクザみたいなやり方の人たちが仕切る国や社会には、それぞれの立場で皆がお互いを信頼して尊重し合う様な空気は生まれて来ないのでしょうね。恐らく皆が常にピリピリして周囲を警戒して暮らしているんじゃないでしょうか?

欧米からの観光客や短期移民の人たちが、「日本に来るとホッとする」とよく言っているのは、そう言うことなんじゃないでしょうか。

最近のグローバルサウスはこう言う実態(欧米や中国のジャイアンぶり)に気付き始めているようです。

BRICSプラスはともかくとして、中国主導の(中国が自分で覇権を握る為の)一帯一路なら、恐らく計画倒れに終わり、いずれ一帯一路構想は完全にBRICS+に取って代わられることになるでしょうね。

そうなった時、中国がこのままウシハクのやり方を捨てられなかったなら、中国はBRICS+における経済的主導権を失うことになるかも知れません。

「カバラに基づいて作られたDSの系譜図」に掲載した図の再掲。真ん中のセフィロトは試案として筆者が現在の情勢を当て嵌めたもの。国連の下にある❓部分には、今後誕生する可能性があるWEFの新組織が入るのでしょうか?
先(最下段の❓)にあるのは世界統一政府かも知れないけれど、「→」で説明されるエネルギーの流れを考えると、今現在懸念されている様な形のものにはならない(と言うか、「なれない」)と思われるのですが、いかがでしょうか?


ぜひ先に引用した日月神示第12帖と併せて考えてみて下さい。


今話題のP条約反対に、グローバルサウスの成長を見る


欧米植民地時代や中国の詐欺的支援に苦しんできたアフリカ諸国などのグローバルサウスも、パンデミック条約を機に漸く目覚め始めて来た様です。

THE COREの及川幸久さんによると、パンデミック条約のパブスーーー製薬会社は生産した薬やワクチンの20%をWHOに納めなければならないーーーと言うのが、合意の最も大きな障害になっている部分なのだそうです。
そこでアストラゼネカを抱える英国がまず難色を示したらしい。

それに加えて、グローバルサウスが「ブツでは無く、技術を寄越せ」と言い出しているのだそうです。それでWHOは頭を抱えてしまっているのだとか。

ブツでは無く技術ーーーまさに日本が長年ODAで行って来た「魚を与えるのでは無く、釣り針を与えて魚を釣る方法を教える」が評価されて、グローバルサウスの目覚めに一役買ったと言うことでは無いでしょうか?

一時は、表面的には楽して得する様に見える「気前良く魚を大量にくれる中国のODA」に流れたアフリカ各国も、失敗を重ねて漸くその気前良さの裏にある罠に気付き、「自分たちを救うために、本当に必要なことや在り方」に目覚めたのではないでしょうか。

この目覚めは、日本の関与は無いものの、2020年の米大統領選挙でトランプ支持に回った民主党支持層ーーー黒人やヒスパニックなどのマイノリティの人たちも口にしていた事です。

「自分たちは、(民主党政権から)支援漬けにされて自立の機会を奪われていた。支援では無く仕事を与えてくれるトランプの方が良い。」と。

確か我那覇真子さんのインタビューに答えていた黒人男性の言葉だったかと思います。

トランプ政権の政策を通じて目覚めたんですね、彼らは。

支援と言う名の親切を騙る欺瞞は、一方的に与える形(寄付・寄贈)を取り続ける限り、自立心を奪い、与えてくれる者に対する隷属的な関係を、与えて貰う側が強要されることに繋がります。

技術を寄越せと言っているグローバルサウスの国々は、そのことにやっと気付いたのでしょうね。(及川さんの話を聞きながら内心ニヤニヤ…じゃ無くてワクワク…いやルンルンしていた筆者なのでした。)

パンデミック条約は破棄されるか、内容を一新してどの国のどんな人々から見ても「良いものになったね」と言われる様なものに変えるか、そのどちらかしか無いと思うのですが、皆さんはどう思われるでしょうか。

日本と日本人に求められているもの


ところで、年老いた親が自分たちを苦しめて来た悪い奴らにいい様にされているのを見て、子である目覚めたグローバルサウスは果たしてどうするのか?

少なくとも今の増税メガネの様に報復を怖がってDSの言いなりで、それに抵抗したり不満を持っていることを表明すらしない様では、その泥沼から抜け出すことに手を貸そうなんて国は出てこないと思うんですよね。

察する能力がデフォルト扱いである日本とは違って、日本人の察する能力は海外ではテレパシー能力と理解されているフシがある様でして。

ここは日本人も努力して、歩み寄る必要がある部分なのかも知れません。これは前回のオーバーツーリズムの問題にも通じて来るところですが、

つまり、
・まずは嫌なことは嫌と声を上げる。
・その上で次に、自分はこうして欲しいと思うことを相手に伝える。(相手を批判するのでは無く。)

日本人はこれが下手な人が多い。

批判され責め立てられる相手の立場に立って考えてみて下さい。

嫌だと思う理由は聞かなければ分からないけれど、自分への批判ばかりで責め立てるような言い方をされたら、辛くなってしまって相手の話に耳を貸そうなんて、思えなくなってしまうでしょう?
それこそ「ブロックしちゃえ」になりませんか。

その一方で、どうして欲しいのかを知らなければ、相手だってどう折り合いをつけたら良いか分からない(判断の材料が無いので、どうしたら良いか考えられない)でしょう?

自分が嫌だと思っていることは嫌だと言い、その上でどうして欲しいかを相手に伝える。

このどうして欲しいかが言えずに、それまで相手が察して自分から改めてくれることを期待して、我慢して(時には匂わせる様なことをしつつ)黙っていた分、一度口を開くと、今まで溜め込んでいた感情が一気に吹き出して、相手を責め立ててしまう…と言う人が多い様に思います。

でも、これだと相手は困惑して逃げてしまいますよね。

日本人は優しいけれど、察する文化が発達してしまったが故に公平で冷静な議論や話し合いが苦手な人が多い。

(ちょっと古い例えかも知れないけど、無言電話とかが良い例かも。かけてる側は面と向かって言えないから、匂わせているんだろうけど、かかってくる側にしてみたら迷惑でしかない。場合によっては恐怖ですよね。

で、いざ話すとなると感情的になってしまって話し合いにならない。そんな状態なら最初からハッキリ言ってもらえる方がまだマシと思っていた人、案外多かったのでは。)

嫌だと思っていることを伝え、自分がどうして欲しいかを伝えても、「これが自分のやり方だから、自分に干渉するな」と壁を造ってしまう様な聞く耳を持たない人に対しては、相手が何かのきっかけで自身で気付くまで距離を置くしか無いですが、

最初からそういう対応をする人は稀だと思いますので、日頃不満を抱えたり傷付いていることがあるのに相手に伝えられていない人は、まずは身近な相手から伝える練習をしてみるのが良いかと思います。

親子間・夫婦間・兄弟間の問題から始めて、徐々に社会的な関係や問題にもそれを広げて行くのが良いのではないでしょうか。

それでもシャットアウトして来るような相手に対しては距離を置き、自分の味方や仲間を増やすことを優先的に考えましょう。

身近な人の話には聞く耳を持てなくても、第三者や自分より権威のある者からの話には耳を傾けると言う人も多いですからね。

「言われる前に察してやる」「空気を読む」は、外国人から見たら超能力なのだと心得よ


反パンデミック条約のデモは海外でも取り上げられていたようですが、それだけ今の日本人が大人し過ぎる(場の空気を読み過ぎて、自分が主張することで場の平穏を壊し、独り浮いてしまうことを恐れるあまりに遠慮し過ぎてしまう)ことの裏返しなのかも知れません。

この部分を適正な状態に戻さないと、政府の横暴を正せないのは勿論のこと、海外の人たちと協調してやっていくのもしんどくなってしまいそうですね。
そうなってしまったら、そもそも問題の解決の為に動けないですから、ここは日本人の側も改める努力をする必要がありそうです。

勿論パンデミック条約というのは、一般の人でも分かりやすい「一里塚」みたいなものですから、本丸はまだまだ先です。
本丸に至るまで、ゲームじゃ無いけどモンスターもステージも幾つも出て来るでしょう。

また人によっては実質的な二重課税と言われるインボイスだったり、裏金問題などの税金問題の話の方が分かりやすいと言う人もいるかも知れません。

いずれにせよ「悪は抱き参らせよ〜分断から融和へ」と言うのなら、(今はSNSで政治家に直接意見を言える時代でもあるので、)

・まずは嫌なことは嫌と声を上げる。
・その上で次に、(相手を批判するのでは無く)自分はこうして欲しいと思うことを相手に伝える。

このふたつは、今日本人が身につける努力をすべきテーマになっているのではないかと思うのです。

そして一歩を踏み出した時、耳を傾け歩み寄る努力をしてくれた相手に対しては、感謝の意を伝えられるとなお良いですね。

【参考資料】
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/rim/pdf/12401.pdf


と言うわけで、今回はこれで終わりです。

最後までお付き合い頂きました皆様には、大変ありがとうございました。

このアカウントでは政経占い(原則として有料)と、時事ネタのエッセイ(無料)をお届けしています。
次回は「2024年の運勢〜日本編ー(後半編)」
の予定です。

次次回は特に取り上げたい話題がない場合は「日本人の社会と精神性」〜陰謀論とスピリチュアルの狭間で〜③をお届けする予定ですので、

良かったら、また次回も会いにきて下さいね。

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