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AIWS世界リーダー賞受賞が意味すること

皆さん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。「見たかな?観たよ!」の中の人、ひろ-macrobiworldです。

今回は前回の予告通り、先頃AIWS世界リーダー賞を受賞された高市早苗さんについて、取り上げたいと思います。
前半はネット上にある情報の紹介と、そこから私が思ったこと。

後半は公開情報だけでは分からない、人となりや近未来について占ってみたいと思います。

AIWS世界リーダー賞とは


まずはこの賞を授与しているボストン・グローバル・フォーラムとはなんぞや?と言うことです。

これはボストン・グローバル・フォーラムのHPを観れば一目瞭然ですね。

2019年、ボストン・グローバル・フォーラムは、国連アカデミック・インパクトと協力して、国連センテニアル・イニシアチブを開始しました。

それは「Remaking the World - Toward an Age of Global Enlightenment(世界を再構築する - グローバル啓蒙の時代に向けて)」と題した主要な作品のリリースから始まりました。

20人以上の著名なリーダー、思想家、戦略家、イノベーターが、世界の前にある課題に対する前例のないアプローチを打ち出しました。

これらの貢献者には、欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長、マイケル・デュカキス知事、インターネット・ヴィント・サーフの父、元米国国防長官アッシュ・カーター、ハーバード大学教授のジョセフ・ナイとトーマス・パターソン教授、MIT教授のナズリ・チョウクリとアレックス・「サンディ」ペントランド、MEPエヴァ・カイリが含まれます。

BGFは、画期的な国際イニシアチブ、特にAI時代の社会契約、AI国際法とアコード、デジタルガバナンスのためのグローバルアライアンス、AIワールドソサエティ(AIWS)エコシステム、AIWSシティなど、画期的な国際イニシアチブを形成しているコアコンセプトを導入しました。

ボストン・グローバル・フォーラムの共同創設者は、マイケル・デュカキス知事、グエン・アン・トゥアン、ベトナムネットの創設者兼編集長(1997-2011)、ハーバード大学のトーマス・パターソン教授、ジョン・ケルチです。

以上BGF公式サイトより引用、機械翻訳による和訳。

以上からも分かるようにBGFは民主党寄りの組織であり、国連傘下の組織でもあります。ただ後述しますが、グローバリゼーションに取り組む組織としては、扱うテーマの性格上やや保守派寄りなのかな?と言う印象です。

その組織が「AIとデータに関する経済安全保障に注力し、AIアシスタントとChatGPTの規制枠組みの概念に基づき、AIガバナンスの規制枠組みを作成する必要性に貢献した」という理由で賞を授与したということです。

これは例えば、
・AIで生成されたコンテンツの著作権
・AIで生成する際に素材として使われたネット上に散らばるコンテンツの著作権
・AIがその素材をデータとして収集する際のプライバシーの問題
に関わることで、規制枠組みを作る必要性を世界に認知させた功績…と言うことになるのでしょうか。

そう言えば、最近ChatGPTの使用に規制を掛けたり禁止する企業・組織や国が出て来ていますね。

グローバリストか反グローバリストか


高市さんのことを、保守派の唯一の希望の星のように捉えている人たちからは反感を買うことになるかもしれませんが、

そもそもの彼女の政治キャリアのスタートは「松下政経塾」です。立憲民主党や国民民主党の議員に松下政経塾の卒業生が多いのはよく知られていることです。

その後、米国の民主党下院議員でリベラル派のフェミニストであるパトリシア・シュローダー英語版)の個人事務所で、松下政経塾から資金提供を受けて勤務(無給の研修?)し、議員立法のための調査や分析を行った経歴を持っています。

そして帰国後に卒塾し大学助手やテレビキャスターの職を経て、1993年に無所属で衆院選に立候補し当選。

翌年、政策集団リベラルズ(後の「柿沢自由党」▶︎自由改革連合▶︎「新進党」)に参加し、前回記事の中でも触れた「世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダー」に1994年に選出されています。

彼女が自民党に移ったのは、1996年。

「総選挙前、新進党の税制調査会で徹底的に議論した上で『大規模な減税は不可能』という結論を出したにもかかわらず、新進党党首の小沢一郎が総選挙の公示日に突然、十八兆円の大規模減税策を公約に掲げたこと」を理由に新進党を離党した後のことでした。

因みにBGFは国連傘下の組織でもあり、組織名から言ってもグローバリスト…新自由主義陣営であることには違いないでしょう。

ただし先述したように扱う題材の性格上故か民主党系の組織としてはやや保守寄りで、言うなれば中道〜中道保守と言った立ち位置になるのかもしれませんが。

米国民主党議員も中道〜極左まで政治的思想には幅があるわけで、だからこそトゥルーシー・ギャバードの様に極左に操られているバイデン政権に別れを告げて、(彼女の場合は離党後も無所属を維持していますが、)共和党入りするような議員も出てくるわけです。

ですから、高市早苗さんが日本の国会議員としてはタカ派気味の政策を持っていたとしても、そのこと自体は不思議では無いのですが、そもそも現在所属している自民党の正式名称が「自由民主党」であることを忘れるべきではないでしょう。

少なくとも高市早苗さんは「反グローバリストでは無い」と言わざるを得ません。

国防などの安全保障面では日本を守ることに軸足を置いた保守派だとしても、経済面ではグローバル思想…つまり米民主党の伝統的な価値観をそのまま受け継いでいると考えた方が良いと思われるからです。

それでも今や親中・媚中が大手を振って売国行為に走る自民党の中にあっては、かなり「まとも」な政治家ーーー故・安倍晋三元総理と同じーーーであることは間違い無いのですが、世間的にはよく言われる保守もしくは右派の政治家では無いでしょうね。
どちらかと言えば「中道保守(右派)」と言う方が実態に近いのでは。

経歴や過去の報道から見える彼女は
「右でも左でも無い日本が第一の日本派だけど、グローバリゼーション推進派」と言ったイメージです。

彼女の経歴や過去の報道からはそのように分析できますが、ホロスコープその他の占術では彼女の人物像はどのように出ているのでしょうか?

先月、地元奈良県で「高市早苗を総理大臣のする会」なるものが立ち上げられたとのことでしたが、高市早苗さんの人となりや政治家としての資質など、近未来も含めて占ってみたいと思います。(これ以降の記事の“鑑定部分”は有料になります。)

なお、次回はまた世界視野の話に戻る予定です。(アフリカ情勢などを取り上げる予定です。)

また蛇足ではありますが、チャールズ3世の戴冠式で死神が現れた?と言うことで、ここ最近英国や英国王室危機説が都市伝説界隈で囁かれていますが、こちらに関してはご興味のある方は既出の関連記事をご覧頂ければ幸いです。

【英国王室関連記事】

英国王室と日本の政権①

英国王室と日本の政権②

英国戴冠式と日本の報道について
(↑該当部分は有料パートになっております。予めご了承くださいませ。)

と言うわけで、ここでお別れの方はありがとうございました。また次回いらして下さると嬉しいです。

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