見出し画像

地テシ:301 「Forspoken」ってば! 序盤篇

先日行われた任天堂の広報「Nintendo Direct」では様々な新作ゲームの発表がありましたね。
「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の新映像やら「世界樹の迷宮」シリーズリマスターやらが発表される中、私の大好きな「みんな大好き塊魂」のリメイク版もあったのが嬉しいですね。

なーーーなななななーなーなーな かたまりだまーしーーー


さて、前回は時間泥棒なゲーム「Vampire Survivors」をご紹介いたしました。懐かしのドット絵とシンプルなシステムながら、止めどころを失うほど中毒性のあるゲームです。
まあ、ゲームの話はいいでしょう。今回は先日行った府中辺りの旧甲州街道について書きましょう。書きましょうとも。面白かったんだから。
いや、書き始めました。書き始めてはいたのですが、今度はまた別の時間泥棒ゲームにハマってしまってnoteが進まないのですよ。

そう、前回もチラッと書きましたPS5の「Forspoken」ですよ!

「Vampire Survivors」はドット絵見下ろし型のシューティングというかアクションというか、まあシンプルなゲームです。少人数チームによって開発されたインディーズゲームです。
ですが「Forspoken」は大手が作った、PS5のパワーをフルに使ったバリバリの美麗3Dアクションゲームです。ガンガン動きます。広大なフィールドを舞台として、個性的な敵を相手に魔法をバンバン打ち込みます。目まぐるしいったらありゃしない。
ドット絵見下ろし型から美麗3Dアクションへと振り幅が凄いですが、どちらも最新のゲームとして面白いんだから不思議ですねえ。


「Forspoken」はスクウェア・エニックスさんが新規に開発した新作です。売り上げの予測がしやすいからか、有名作の続編とかシリーズ作とかリメイクとかが多い昨今。今回のNintendo Directの発表でもその多くがそういった作品でした。
ところが今回、最新ハイパワーハードであるPS5で、大手であるスクウェア・エニックスさんが全く新しい作品を出したとなれば気になるってもんでしょう。しかも、看板シリーズである「ファイナルファンタジーXV」を製作したチームが開発しているってんですから期待値も上がります。まあ、「FFXV」には賛否両論がありましたが、アクションはスタイリッシュでカッコよかったですもんね。

てな感じで発売されたら買ってしまい、そしたらまんまとハマってしまい、劇団☆新感線「ミナト町純情オセロ」の稽古もあれば締め切りもあるという中でもついついプレイしてしまい、そしたらこちらのnoteの記事が進まなかったって話ですよ。ああ、そうさ。言い訳さ。


実を言いますと序盤は正直もっさりしています。いや、移動やアクションは爽快だしスタイリッシュです。ただ、町の人と会話して、お使いに行って、チョロッと闘って、また町に戻って、みたいな作業がしばらく続きます。もちろん操作を覚えたり世界観を理解するためには必要なのですが、ちょっとモッサリしているんですよね。
ですが、序盤を越えて自由に動けるようになると俄然楽しくなってきます。世界が広がり、魔法の種類も増え、敵をバシバシ倒せるようになってくると面白くなってくるんですよね。
そして何よりも時間泥棒なポイントは《フィールドがとにかく広いのに、パルクールを使用した移動が快適でクール》というトコロ。○ボタンを押しっぱなしにするだけで超高速に走ったり華麗に段差を飛び越えられるのです。
私は広大なフィールドを駆け回るオープンワールドゲームが好きなのですが、やっぱり移動が面倒くさいという一面があるのです。しかし、オープンワールドなのに移動が快適なゲームは苦に感じないんですよね。
グラップリングでニューヨークを飛び回れる「Marvel's Spider-Man」とか、弓矢で的を射るコトでずっとスライディング移動できる「the Pathless」とか、まあとにかく移動が快適なオープンワールドは楽しいって話ですよ。


ゲーム好きの中には《マップを埋めるのが好き》な人がいます。広大なフィールド、訪れる町、迷宮の中。取りあえず行ける場所は全部行ってみないと気が済まない人たち。そこに何があるか判らないけど、何も無いかもしれないけど、取りあえず行けるところには行っておきたい。そういう人たち。
そして私もそういう人たちの一人なのです。

冒頭でご紹介したNintendo Directでも《マップ埋め》好きにオススメな作品が多数あります。「ゼルダの伝説」シリーズでは広大なワールドに気になるポイントが山のように設定されているので、ただ冒険しているだけで楽しい気分になりますし、「世界樹の迷宮」シリーズでは《マップを自分で書いて完成させていく》コトが重要なポイントでした。
ことほど左様にマップ埋めが好きな人々が多いというコトですよ。多いのかな? 多分多いのでしょう。私も含めてね。

この「Forspoken」にも広大でかなりデコボコなオープンワールドが用意されています。そしてそこいら中に宝箱や祠、魔法を覚えるのに必要な「マナ溜まり」が散りばめられています。ただ、これらは全てを取ることが必須ではありません。メインストーリーのついでに通り道でだけ取ってもまあ大丈夫です。
でもね! 近くを通ったらマップに記載されてしまうし、取ったかどうかも記されちゃうのです。別に行かなくても良いとは判っていても、マップ埋め好きとしては行きたくなっちゃうんですよね。
そしてメインストーリーそっちのけでマップ埋めに没頭してしまうのです。時間が掛かってしょうがない。

ところが、どうやらメインストーリーを進めた方が移動にもっと便利な魔法を覚えられるらしいのです。もっと快適に探索ができるようになるらしいのです。ううむ、そうか。そうなのか。ならばストーリーを先に進めようそうしようと思い立った今日この頃。

どう! この魔法パルクール! カッコよくない?! なくなくない?!


ええと現在は元々使えた紫の魔法(土系)に加えて赤の魔法(炎系)を使えるようになった辺りです。つまりまだ前半。もう30時間ほどプレイしてるのに。こりゃまだ先は長そうです。
というワケでね、ボチボチと進めて参りたいと思います。とにかくマップ埋め好きには堪らない作品だと思います。体験版もありますので、PS5をお持ちの方は一度試してみて下さいね。