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地テシ:308 ミナト町東京終了と「ホグワーツ・レガシー」と

おかげさまをもちまして、劇団☆新感線「ミナト町純情オセロ」の東京公演が無事に終了致しました。たくさんのご来場ありがとうございました。
シェイクスピアの悲劇「オセロー」を関西のミナト町に翻案した今作は、悲劇でありながらも歌や踊り、笑いもたくさん採り入れて華やかな舞台となりました。ゲストの三宅健さん、松井玲奈さん、寺西拓人さんのお力添えも頂きまして、おおむね好評を頂いております。さらに劇団員女優陣の活躍が際だっておりまして、笑いながらも切ない物語となりました。
次は大阪公演です。初めてのCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールでの公演でして、不安もありながらもおおいに期待して向かいたいと思います。大阪の皆様、関西弁のヤクザたちが帰って参りますのでどうぞよろしく!


さて、そんなワケでね、今は東京と大阪の合間で束の間の休みです。久しぶりにちょっとノンビリしております。いや、いやいや、意外とバタバタと雑事をこなしておりますよ。
公演中は何かと忙しかったり緊張していたりして、色んな雑事を後回しにしてしまいがちなんですね。そういった後回しにした物事を順番にこなしていく日々が続いております。
公演中に舞台用アンダーウェアをネット通販で買い足したのですが、違う商品が届いてしまって、それを返送したりするのも後回しにしていたりね。スグにお詫びの連絡が来たのですが、ちょっとバタバタしているから返送するのをちょっと待ってねと返事したりしておりました。
他にも、色んなメールの返事やら、請求書の発送やら、そういった細々した雑事をボチボチとこなしております。


まあ、そういったワケでして、このBlogでも純情オセロについて色々と書きたいこともあるのですが、未だバタバタした中で中々進んでおりません。
次回には「オセロー」の基礎知識について書ければいいなとか思っておりますよ。

ただねえ、忙しいのは雑事ばかりではないのですよ。ええと、例によってゲームで忙しいのです。またゲームかよとお思いでしょうが、ええ、全くもってその通りなんですが、なんとか大阪に向かう前に一段落付けたいなとか思っておるのですよ。
今は主にPS5の「ホグワーツ・レガシー」をプレイしておりまして、これがまた面白いのですが中々終わらない。もう45時間ほどプレイしていますが、まだまだ終わりが見えてこないんですよ。

「ホグワーツ・レガシー」というのはハリー・ポッターで有名になったあの世界観を基にしたゲームでして、ハリーも学んだホグワーツ魔法魔術学校が舞台です。ただ、ハリーの時代よりも100年ほど前の設定なので、ハリーもロンもハーマイオニーも出てきません。
いや、最初はね、このゲームは買わないつもりだったんですよ。2006年に上演した「Cat in the Red Boots」という舞台で《ハリー堀田》という役をやりましてね、こりゃ読んどかなきゃダメだと思って一作目の「ハリー・ポッターと賢者の石」の小説版を読んで映画を見ただけなんですよ。その後はテレビをつけたら続編の映画がやってたから途中から見たとか、なんかその程度なのであんまり詳しくないんです。
そんな人間がプレイしちゃダメだろとか思っていたのですが、あまりの評判の良さに買ってしまい、そしてあまりの面白さにガンガンプレイしてしまったというワケです。
大丈夫。あまり詳しくなくても充分に楽しめます。ただ、知っていれば知っているほど面白いんだろうな、とは思いますけどね。

主人公は5年生から学校に編入されることになった、古代魔法の痕跡が見えるという特別な力を持った学生さんです。その力によって敵から狙われたり様々な冒険をしたりしながら古代魔法の謎を解くことがメインストーリーです。
学生ですからちゃんと授業を受けなくてはなりません。授業を受けることによって徐々に魔法を覚えていくのがいかにも学校ぽくって良いところです。さらに数多くの課題やクエストをこなしていくことで新たな要素が開放されていきます。
ホグワーツの学校には形の変わる階段やら、動いて喋る肖像画やら、なにやら小競り合いをしている鎧人形やら、映画で見た通りの世界観がそのまんま再現されていて、校内を見て回るだけでもワクワクします。しかも魔法学校らしく様々な仕掛けや謎も満載でして、それらを解いていくことでも新しい力を手に入れたりできます。
学校の中だけでも相当に作り込まれているのに、その周りには広大なオープンワールドが用意されているので、思う存分に冒険や探索ができます。もちろんそのオープンワールドにも数多くの謎や仕掛けが散りばめられていますよ。

そしてまたサイドクエストが多い! しかも学生の悪戯が発端になっているような、いかにも学校っぽいクエストもあったりして、なんだか学生に戻ったような気分になれて新鮮ですよ。
やんちゃな子供っぽいというかジュブナイルっぽいというか、遊び心のある冒険が次から次へと起こることで様々な体験ができます。映画の中でハリーたちが出会ってきたようなたくさんの冒険、そう、まさにあの映画の中に入り込んだように楽しめるのです。

様々な謎にはパズル的な要素も多く、しかも学校で学んだ魔法を応用する必要があります。火の魔法や氷の魔法、モノを引き寄せるとか逆さまにするとか停止させるとか、様々な魔法を使って解いていきます。
これらの魔法は敵に対して使うコトもできます。どう猛な野犬や大きなクモや巨大なトロール、あるいは密猟者や闇の魔法使いなどの人間とも闘う必要があります。ただ闇雲に攻撃するだけではなくて、敵を宙に浮かせて無防備にしたり、防御魔法で攻撃を跳ね返したり、火薬のタルを投げつけて大ダメージを与えたりと、学んだ魔法が役に立つのも嬉しいですね。

全体的に戦闘の難易度はちょっと低めで、回復薬を使ったゴリ押しも効きます。でも、単なる戦闘ではなく、様々な魔法を組みあわせてダメージを与えるのが楽しいんです。また、魔法を使った謎解きに頭を捻るのも楽しい作りになっています。そう、これは魔法学校の生徒になりきって、魔法を駆使して様々な冒険と探検を楽しむ魔法のゲームなのです。


他にも、主人公のキャラメイクはできるし、装備の見た目の変更もできるし、自分の部屋を自由に飾り付ける要素も、クラフト要素も、コレクション要素も、ファストトラベルもあって、要するに最近ハヤリの要素を全てブチ込んだのにバランスが取れているという欲張りセットです。
また、映画でもお馴染みの《箒に乗って飛び回る》コトもできまして、これがまた早くて快適で便利なんです。これまた《移動が楽しいオープンワールドは面白い》の法則に合致していて楽しいというコトですよ。
登場人物たちも魅力的で、いかにもイギリスらしくノーブルな紳士淑女たちが多いのも印象的です。もちろん荒くれ者たちもたくさん居ますけどね。キャラクターのモーションも優雅だし衣裳もそれっぽい。全てが華麗で優雅で、それでいて生活感にも溢れていて楽しいんです。

まとめて言うと、戦闘や冒険や探索を過不足無く楽しめるバランスの取れたオープンワールドアクションRPGとしても、ハリー・ポッターの世界を楽しめるキャラクターゲームとしても、満足度の高い作品となっていると思います。
すでにPS5、Xbox Series X|S、PC版は発売されておりますが、5/5にはPS4、Xbox One版が、7/25にはNintendo Switch版がリリースされる予定です。オープンワールドゲームが好きで、ハリー・ポッターの世界観も好きな方には是非ともオススメですよ!


さあ、メインストーリーもようやく終盤に近づいてきました。しかし、私もそろそろ大阪に行かねばなりません。かといって、この巨大なPS5を大阪まで持っていくのも大変なんです。とにかくデカいし。
だもんで大阪に行く前に、せめてメインストーリーだけでも終わらせておきたい。だって帰ってきてから続きをやっても忘れてしまいそうだからさ。
というワケで、今の期間は慌ててメインストーリーをプレイしてるってコトなのさ。そして忙しいってコトなのさ。なのに、次々と面白そうなサイドクエストが発生しちゃって、ついついそっちも楽しんでしまっているってコトなのさ。

さあ、大阪に行くまでにクリアできるのでしょうか。こうなれば時間との勝負です。こんなBlog書いてる場合じゃねえや! じゃ、ホグワーツに行ってきますね!