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LOVE PSYCHEDELICO Premium Acoustic Live “Two Of Us” Tour 2019

2019年8月30日 熊本・くまもと森都心プラザ プラザホール

前回熊本公演から4年振り。あの日も雨で今回も時折小雨に見舞われる天候。

いつものバンドスタイルとは違い、KUMIとNAOKIの2人だけの“Two Of Us”。15周年トゥワーでもそのさわりが披露されたが、これまでは東京を中心に断続的に開催されてきた。今回KUMIの復帰に際し、

「いきなりバンドでワチャワチャやるよりは、アコースティックで2、3本やってみたら?」

との(レコード会社の)甘い言葉に誘われてみたら、

「ごめん、20本になっちゃった!」

との経緯らしい。

音楽的な趣味趣向が合う友達が地元では絶滅危惧種並みに少なく、普段はソロな僕もこの日は“Two Of Us”。

今回トゥワーに先がけて4月に配信リリースされた同名アルバムだが、

これ絶対言わないでくださいよ!

実はぁ、Macoさん、まだ一度もフルで聴いてないらしいですよ!

小ネタはいいとして。それこそさわり程度しか聴いてなくて、今回も例外にもれず事前の予習復習はなし。

開場時間に会場入り。(書き言葉のマジック)まず目にしたのが・・・、

止まってる・・・。

パブリックな場所のがこれじゃアカンやろ。

森都心プラザは熊本ではまだ新しい施設で、プラザホールは中規模ながら今回のライヴに適した感じがする。

2度目の開演を告げるアナウンスがあると、ほどなく暗転、2人が入って来た。NAOKIくん投げキッスしながら(笑)。

まずは2人ともギター。今回は2人なんで、(ステージ両端を指し)普段はあっちやこっちでウェーイ!ってやって油売ってるんだけど、そんな暇がないってNAOKIが言うように、ギターを始め2人で色んな楽器を弾きまくるのも今回の見どころ。オープニングナンバーは配信アルバムラストの曲。これは唯一フルレングスで聴きました、はい。

演奏終わるとすぐに、今回はこんな感じでやって行きますと最初のMC。

プロモーションで訪れた名古屋のFM局で、1人だとよく喋るね〜と言われたNAOKIくん。そんなNAOKI先生の楽器解説講座が冴え渡る。

数曲終わって“I saw you in the rainbow”。前回はバンドだったなあと思いつつ、最近の豪雨とも会いまり、個人的には特別な感慨が。

せっかくだから、今回は音にこだわろうと特注されたスピーカー。2人の背後の4つかな?と思ってたら、両サイドの大型のフロントスピーカーで、NAOKI曰く、

「バンドで福岡に来た時よりも大きなトラックで来ています(笑)」

中盤、おもむろにマイクを手にしてNAOKIが前に出てくる。人類の英知を集めたリズムボックスくんの説明。なんでも某オークションで一発落札とのこと。スピーカーに予算かかりすぎて新調できなかった?(笑)

そして福岡公演のあと大分へ向かう途中の列車内での鉄郎少年との話から、スリーナイン事件?の話に続き、そしてNAOKIヴォーカルの曲へ。この流れから何歌うんだ?と思ってたらイーグルス。このカヴァーが良かった。

我々オーディエンスも終始着座なんだが、いよいよ佳境に入り総スタンディングに。その曲は「みんなと繋がるきっかけになった曲かもしれない(KUMI談)」、“Your Song”。この曲の終盤、KUMIサイドのローディさん、次に渡すギターを抱えて弦に触れないようにアウトロ弾いてました。

そして配信アルバムオープニング曲で本編終了。

アンコールの拍手の中、まずは恒例のNAOKIショッピング。

熊本公演で15本目。多分、これまででいちばん喋った?この時のビートルズネタ?、個人的にはウケた。

NAOKI 「オレ。なんで、こんな声枯れてんだろ?笑」
KUMI 「喋りすぎた?笑」

そしてアンコール3曲でオールアップ。2人でハイタッチした時、しばらくはNAOKIくんの背後で万歳状態で待ってたKUMIちゃん。そのようすがかわいかった。笑

なんだか、スタジオセッションを観ているような、心地よいライヴだった。

来年で20周年。来年もまた来ますと言い残して2人は去っていった。次はバンドだね。

どうでもいい余談。“Last Smile”が出た時、僕も何度か歌って、そのたびにブレスに苦戦して。えっ?もしかして、KUMI、ノンブレ?なんて思ってて、この日、やっとブレスのタイミング掴みました(笑)。

#ライブレポート

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