電気設備技術基準の全体像と重要ポイント

「電気設備技術基準の勉強がどうしても、やらされ感が強い。だから、挫折する。」といった課題がある。

今回、その課題の解決策を検討し、社内で検討することにした。

参考書の原稿にも入れる。

電気設備技術基準

 電気設備技術基準は電気事業法に基づいて、経済産業大臣が制定したものです。電気設備技術基準には他に5つの基準があります。そのうち、試験に出題されるのは電気設備技術基準風力設備の技術基準です。

・電気設備に関する技術基準を定める省令(電気設備技術基準)
・発電用水力設備に関する技術基準を定める省令(水力設備技術基準)
・発電用火力設備に関する技術基準を定める省令(火力設備技術基準)
・発電用原子力設備に関する技術基準を定める省令(原子力設備技術基準)
・発電用風力発電設備に関する技術基準を定める省令(風力設備技術基準)
・発電用核燃料物質に関する技術基準を定める省令

電気設備技術基準の全体像

 電気設備技術基準には膨大な量の法律が記載されています。全文覚えることが一番良いのですが、なかなか厳しいと思います。そこで、試験分析を行い、出題されやすい分野と問われる部分を明確にして、そこを中心に勉強すると、一番成果が出やすいです。右の表にて、電気設備技術基準を分野ごとに項目を立てて整理しました。
 いきなり難しい項目を学習するのではなく、まずは用語の復習から始めて、学びやすい項目から順に勉強していくのが良いでしょう。
次ページ以降、学習しやすいよう、基本知識と出題されやすい分野の重要ポイントを押さえた解説を入れているので、最初の学習で使用してみて下さい。

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2019年2020年の経験を経て、新たな形のオンライン塾。勉強資料を格納している。既存の塾や通信講座や特別講座以上に「基礎知識」「失敗確率を極力減らす方法」が得られる。定期的に届く配信記事をきっかけに問題を解いたり読んだりことで知識のベースアップも狙う。塾や通信講座のメリットに加えて、難化する試験対策を考慮した戦略を共有するマガジン。最近はさらに発展し、資格取得後の先の話を開拓している。

国家資格「電気主任技術者試験(第3種・第2種)」に関する学習の場と書庫。参考書以上をより分かりやすく解説。また、自身が執筆する参考書原稿の…

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