「計算も論説もやらなきゃいけないのかよ」の意識を変える。

自身の経験を振り返ると、10月の中盤が一番苦しかった事を覚えている。

覚え方がどんどん抜け落ちている感覚だ。

実際

2週間前の計算問題を解けない・・・

こんな状態になっていたりする。

これが膨大な試験範囲の強大さである。

センター試験のような受験戦争を避けてきた報いか・・・

などと自分を責めたりする。

「中学時代の積み重ねで何とか持ち堪えているだけだ」と何度も思ったことがある。

高専生はよくこんな事を思うのだが、よくよく考えるとそんな事はない。

形はどうあれ、実は最高峰の一つの教育機関で学んできている事を忘れてはいけない。

15科目を1週間ちょいで消化する暴力的な試験期間を耐えきってきた。


高専以外の人も、人それぞれ頑張って切り抜けてきた境遇があるはず。

そこを乗り越えてきたことに胸を張ろう。

やる気が減速しそうになったら、とにかく参考書や問題集を手に取る。流し読みだっていい。

音楽を流したっていい。

挫折とやる気

自分は連載が行き詰っていて、実は原稿が書けずにいる。

文部科学省承認の教科書に基づいて、記事を書くというのが結構難しいからである。

当然、原稿にはダメだしが続く。

「チェックしてますか?」
「ちゃんとやってます?」

人間は褒められて、活力を得て前に進む生き物。

どうしても、コメントがつくような仕事には進んでやれなくなる。

これは勉強も同じだろう。

人は褒められないと進めない

頭の良い人たちに対して

どうせ自分が書いたモノなんてダメ・・・

こんな気持ちだと、机に向かう時間がどんどん減っていく。

遠ざかっていってしまう。


勉強も全く同じことが言えて、特に計算問題がそう。

問題と向き合う度に、自分の出来なさを見せつけられてしまう。

これが続くと、かなり楽しくなくなる。

意識を変える

「自分がどう生きたいか??」

ここに尽きる。

ここを意識し出すと、姿勢が変わってくる。

自分は「電験のプロ」でありたいと考えている。


あなた自身、資格を採った先の事を考えてみて欲しい。

・時間に余裕を持つ為に会社を変える。その際の武器にしたい

・会社で昇進したい

・工場の電気主任になりたい

・社内の講師になり、そこから外部講師を目指す


色々な道があるけれども、結局のところ、実力がいる。

単純な腕力だ。

困った局面や何とかしないといけない局面になった時、どうにかする力が必要なのである。

それを今、磨いとく。

この意識を持つと、合格点ぎりぎりでいいや・・計算問題はダルいから避けるという意識が消えてくるだろう。

何故なら、それらは使うからである。
自分の身を守る為に使うからである。


自分は戦略で資格試験を突破してきた人間。

TOEICだって、ほぼ英語が話せないのに、885点である。

エネ管など何も覚えていないが合格。

間違ってなかったと思うが、そのツケが今、連載記事を書くのに回ってきている。

受験者は今、ちゃんとやっておくといい。

おまけ

自分を卑下してきたが、自己肯定感をキープする為におまけを記載しておく^^

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2019年2020年の経験を経て、新たな形のオンライン塾。勉強資料を格納している。既存の塾や通信講座や特別講座以上に「基礎知識」「失敗確率を極力減らす方法」が得られる。定期的に届く配信記事をきっかけに問題を解いたり読んだりことで知識のベースアップも狙う。塾や通信講座のメリットに加えて、難化する試験対策を考慮した戦略を共有するマガジン。最近はさらに発展し、資格取得後の先の話を開拓している。

国家資格「電気主任技術者試験(第3種・第2種)」に関する学習の場と書庫。参考書以上をより分かりやすく解説。また、自身が執筆する参考書原稿の…

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