%Z(パーセントインピーダンス)を超分かりやすく

2021年4月24日 基準容量換算、合成方法を追記

目的① :%Zの定義を自分なりに説明できるようになる
目的② :%Zの公式を形を変えて、使いこなすことができる
注意点①「変圧器の1次側の話と二次側の話に混乱しない」
注意点②「%Zの公式の変形に惑わされない」
使い方:自身でノートに書き綴ってみて欲しい。自身のテキストと合わせて活用すると、伸びるように設計している。

参考書を作るにあたり、自分の持てる力を総動員し、工夫を詰め込んでいます。過去の勉強資料をレビューアップしました。スマートニュースに掲載された資料も全て削除しました。ここに入れています。

この勉強資料では「%Z」「%インピーダンス」「百分率インピーダンス」をテーマをします。

いきなり公式を覚えようとすると、ツマらないし、半分以上の方が躓いてしまいます。まず、やった方が良いのは「%Zを我々はなぜ使うようになったのか??」という必要性をまず知ること。

そして、この話を理解しようとしたとき、「機械科目の変圧器」の知識が必要になります。具体的には1次側に換算、二次側に換算の話です。ここを飛ばしていると理解に苦しむので、簡単に触れながら話をします。

※図はイラストレーターさんの作業前の物です。完成後に差し替えます。

電験マガジンメンバーには%Z計算、%Zを使う短絡電流計算、地絡電流計算で確実に正解してもらいたいと考えています。多くの人が落とす分野だからこそ、狙い落とします。

なぜ「%Z」の考え方は必要なのか??

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