「電力計算」の補強

「電力計算」は理論科目だけでなく、「電力科目」「機械科目」「法規科目」と全てに通ずる知識である。

こんな基本できる!と思って甘く見ていて、今年の電験2種でやられてしまった人は多い。

直流に関しては、電気の授業を受けた事がある人にとっては大丈夫だと思うが

交流に関しては、がっちりと復習しておこう。

皮相電力があって、有効電力と無効電力がある。

直角三角形の関係が成り立ち、力率角と三角関数によって、それぞれ変換できることを理解しよう。

変圧器で登場する定格容量[VA]は、皮相電力の事であり、有効電力分だけで考えるのではなく、無効電力も含めた負荷計算をしないと過負荷になる事を想像できると強い。

ただし、いきなり詰め込んでも良い事はないので、問題に触れる中で基礎を作っていこう。

変圧器の負荷容量計算が苦手な人の話を聞いていくと、今回の知識が希薄だったりするので要注意だ。

ここから先は

0字 / 6画像
2019年2020年の経験を経て、新たな形のオンライン塾。勉強資料を格納している。既存の塾や通信講座や特別講座以上に「基礎知識」「失敗確率を極力減らす方法」が得られる。定期的に届く配信記事をきっかけに問題を解いたり読んだりことで知識のベースアップも狙う。塾や通信講座のメリットに加えて、難化する試験対策を考慮した戦略を共有するマガジン。最近はさらに発展し、資格取得後の先の話を開拓している。

国家資格「電気主任技術者試験(第3種・第2種)」に関する学習の場と書庫。参考書以上をより分かりやすく解説。また、自身が執筆する参考書原稿の…

頂いたサポートは困っている誰かに使わせて頂いております。下さった気持ちは自分が貰うので、できる限りお返しに参ります!!