見出し画像

⁑お知らせ⁑宝塚の本箱「グレート・ギャツビー」が配信されました。

 Book Bangの連載「宝塚の本箱」。
 アメリカ文学の名作「グレート・ギャツビー」について、書きました!

 1925年にF・スコット・フィッツジェラルドによって書かれた、アメリカ文学史に残る傑作小説。
 宝塚で上演された「グレート・ギャツビー」は、私にとって忘れがたい作品です。
 といっても、感動して大好きだったわけではありません。
 その当時の気持ちを思い出しながら、ブックレビューを書かせていただきました。
 そんな印象深い舞台作品の原作を読む機会をいただき、これほど多くを学ぶことになるなんて、信じられない気持ちです。
 
 ギャツビー とは、一体、どんな人物だったのか。
 村上春樹さんの精緻な翻訳から、舞台以上の真実が香ってきました。
 どうぞ、お楽しみくださいませ!

https://www.bookbang.jp/takarabako/article/565


 先日、ものすごく久しぶりに水族館へ行きました。
 昔から、水族館が大好きなのです。
 生き物好きということもありますが、人とは全然違う形の動物がたくさんいる(しかも、水の中に!)ことに、訪れる度、子供のようにどきどきします。
 水辺に住む危険な生物を集めた特別展示が行われていて、毒を持つ魚やくらげが、水槽の中を泳ぎ回っていました。
 興味深く展示を眺める私を、魚たちはきょとんとして眺め返していました。
 危険だなんて言われちゃったけど、かれらは自分の身を守って懸命に生きているだけ。
 ごめんね、ちょっと悪者呼ばわりして。
 君たちの生態を学びたいだけなのです。
 彼らにとって一番危険な生き物は、やっぱり人間なのだろうなと思いながら、楽しい展示を満喫しました。
 水族館の中で、私が特に好きな生き物である蛸さんは、水槽の隅っこでぐうぐう眠っていました。
 水の中で眠ると、どんな夢を見るのでしょう。
 きっと一生、試すことはできないから、ただ蛸の寝顔を眺めた夏の真昼でした。
 
 皆さまにとって、涼やかで明るい1日となりますように。
 雨雲の間から覗く太陽をさがしつつ、お茶のおともに、「グレート・ギャツビー 」をお楽しみください。





読んでくださり、本当に有難うございました。 あなたとの、この出会いを大切に思います。 これからも宜しくお願いします!