かゆいところに手が届いているか(旅先で考えたことその1)
北海道の富良野市に来ております。
次の列車まで時間があり、特に駅前に見どころが無く座れるWi-Fi環境が見つかったので(笑)旅先で考えたことを徒然とまとめます。
昨晩はこちらの宿に泊まっておりました。
実はこの宿、去年も泊まりまして。今年もリピートした一番の理由は、なんと言ってもサウナが素晴らしいから。サウナ―とよべるほどでもありませんが、それでもこれまで何十回とサウナに入って来た44歳の私が人生で2番目の深いととのいを感じたのがこのサウナでして。(1番は、静岡にある聖地「しきじ」。肌に吸い付く水風呂がとんでもなかった…)
で、それって自分の体調やメンタルだったりその日のサウナのコンディションだったりでたまたまだったんじゃん!?ってことを確かめに来たわけですよ、ええ。で、結局今回も深いととのいに誘って(いざなって)もらったんですけども。
なんでかなー、って考えたんです。勿論、サウナの温度や湿度、水風呂の水質、ととのい椅子などいろんな要因があるとは思うんです。ただ、このサウナには、私が経験してきた他のサウナと決定的に違うところがあります。
それは、氷が出る冷水器があること。
しかも、それが浴室出てすぐのところにあるんです。なので、給水したいときにすぐに水が飲めるんです。しかも氷が入ったキンキンのやつを。
で、何が言いたいのかっつーと、冷水器があっても、浴室入口から離れたところに冷水器が設置してある施設ってありません?サウナ後は給水が必要ですよ、とポスターで呼びかけておきながら。それって、結局いちいち体を拭いて冷水器のところまで行かないといけないじゃないですか。結局、満足度下がるよなぁ、と。
確かに製氷機付きの冷水器を入れるには、コストがかかる。導入には経営判断が必要になる。でも、冷水器の設置箇所については、設計の段階で本当にユーザーのことを考えていたら浴室入口付近に出来るよなぁ、と。
同じ冷水器でも、設置箇所1つでユーザーの満足度に大きな違いが出るんじゃないかな、というのが今朝から考えていることです。で、私は教員なので、自分の仕事に置き換えて考えてみたわけです。自分が提供するサービス(≒授業)が、果たしてユーザー、つまり子どもの満足度に繋がっているのかなあ、と。
私は今、自己調整学習、特に動機づけというところに着目して先行研究を調査し、学んでいます。このサウナの冷水器のように、痒いところに手が届くようなサービス、ちょっとの工夫(設置箇所)で子どもの満足度を上げるためにはどこ(where)を、どう(how)くすぐればいいのか。
そんなことを、旅先でぐるぐると考えているのでとりあえず文章に残しておきます笑 果たして「その2」はあるのか。それは神のみぞ知る…
さて、富良野駅に戻るとしますかね。7日間の旅のうちの今日は2日目、旅はまだまだ続きます。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!
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