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Application for SAQA

What is SAQA?

志望校(GIBS MBA)主催で、毎週木曜日に受験生を対象とした質疑応答のセッションがZoomで開催されていて参加したところ、「とにかくまずはSAQAに申請をすること!」を大学院の事務局が強烈におすすめしていたので、言われた通りにSAQAの申請をすることに。

SAQAとは、South African Qualifications Authorityのこと。”The South African Qualifications Authority (SAQA) is the oversight body of the NQF and the custodian of its values and quality character.” (SAQAウェブサイトより引用)

SAQAとは、南アフリカ以外の国で取得した学位をNQF(National Qualifications Framework)に換算していくつになるか証明書として発行する南アフリカの行政機関。海外から南アフリカの大学院を受験する場合はこの証明書が必要で、GIBS MBAはNQF7以上であればDegreed studentと認識されて、GMATのスコアの提出は不要。できることなら、SAQAでNQF7以上が認められてGMATを回避したいものの、日本の大学卒の学位がNQFでいくつに値するのか見当もつかず、NQFの数値を待ちながら、万が一NQF7以下だったときのためにGMAT受験も並行して準備することにしました。

申請書類を揃えて提出する

SAQAはウェブサイトから申請が可能で(私の場合、別途書類の郵送は不要でした)申請のために揃えた書類は以下の通り。

1. SAQA Application form (Application for the evaluation of foreign qualifications)
2. Consent Form for Release of lnformation
3. Payment Confirmation
4. Certificate of Graduate
5. Certificate of Transcript
6. Certified True Copied ID

1と2はSAQAの書式に必要事項を記載したので特に問題はなく、3は申請料(R3,360)を支払ったことが示されているメールのPDFを提出しました。4は卒業した大学に問い合わせて英文の卒業証明書を発行してもらい、5は同じく卒業した大学に問い合わせて英文の成績証明書を発行してもらいました。6は、ID(パスポート)のコピーが認証済みであることを併せて示すという意味。どうやって取得しようか悩んだ末、Google検索で同じく南アフリカの大学院を受験した日本の方のブログに辿り着き、これは日本語で「パスポート認証」ということを指していて、公証人、行政書士、弁護士、在日領事館等、認証をする方法はいくつかあることをようやく理解して、最終的に行政書士の先生にお願いすることができました。結局振り返ってみて書類の不備が指摘されたことはなかったので、要件は満たしたのではないかと思います。

SAQAからNQFが発行されるのを待つ

結局、申請してからNQFは発行されるのに約7ヵ月掛かりました。

3月18日 SAQAへ申請完了
3月26日 SAQAからReference Number がメールで届く(申請画面のStatuはSeeking Verification、Estimated completion date は6月28日)
6月28日 SAQAへリマインドメールをするも音沙汰無し・・・
↓毎日 ひたすらSAQAへリマインドメールを送り続ける
10月19日 SAQAから10月26日迄には評価が終了する旨メールが届く(StatuがIn processへ変更)
10月26日 SAQAからSAQA Evaluation Certificate (NQF)がメールで届く
10月26日 NQFを大学院へ提出し、大学院から正式に合格通知のメールを受領

SAQAのQ&Aページに「NQFの発行に最大3ヵ月要する」と記載されているのを信じてスケジュールを作成すると、大学院の出願に間に合わなくなる経験をしました。

Processing time and delay
”SAQA will make results available within a maximum period of three months from the date of receipt of an application.” (SAQA ウェブサイトより引用)

大学院の出願の締切(Round1)である7月15日には到底SAQA certificate は間に合わず、それでも諦めきれず大学院宛てに「現在SAQAからの返信を待っているのでNQFの提出はもう少し待って欲しい」と何度もリクエストレターを書きました。

結果、大学院から"条件付き"合格通知を受領。条件は、"合格とするが万が一1月31日迄にSAQA発行のNQFの書類が大学院へ提出できなければ退学処分も辞さない"というもの。日本での仕事を退職してフルタイムの学生として日本から南アフリカへ拠点を移してMBAが取得できず途中退学になるのはさすがに困るため、10月開始のコースを諦めて、翌年2月から始まる別のコースを受験し直そうかと準備を始めたところ、10月開始のコースの大学院のオリエンテーションが始まるちょうど当日に、遂に7ヵ月待って、SAQAからNQF7の証明書が届きました。

SAQAのプロセスを加速する効果的な方法は結局わからないのですが、私は毎日ひたすらSAQAへリマインドメールを送り続けました。SAQAから連絡がなくて不安が気持ちになっている方へご参考までに。



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