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Final interview - Job hunting in South Africa

転職活動を開始して9ヵ月、「途上国のポジションを盗もうとしているのはなぜですか?」と一次面接で問われたのがだいぶ堪えたが、その意識を自分の中に持つことは重要かもしれないと気づいた。南アフリカ出身の候補者と比べて、圧倒的に価値を提供する。それができないのであれば、わざわざ外国人が南アフリカで採用されるはずがない。

さて、ヘルスケア分野の国際機関の研修部門のリーダーのポジションの選考において、何故か最終面接に残った。一次面接の会話から1ミリも期待する要素がなかったので、不思議な感覚だったが、苦節9ヵ月、なにしろ初めての最終面接で、最終面接の案内のメールの宛先等から、理事会メンバー3名と一次面接を担当したCEOが面接官だと予想を立てて、気を取り直して当日まで必死で準備した。

CEOは進行役で、理事会メンバー3名が次々と質問する形式で、最終面接も15分間しかなく、どんどん答えないと皆が質問できないのじゃないかしらといま考えれば大変余計なお世話ながら、とにかく思いついたことを短めにひたすら回答して、あっという間に終了。あとになって考えたら、日本についての質問が多かった。日本の途上国におけるヘルスケア分野の貢献、日本のヘルスケア市場の特性等、質問されるので最大限回答するものの、正直ポジションにはあまり関係ない質問ばかりだった。

一次面接での質疑応答しかり、受かった気はしなかったが、そして残念ながら実際受からなかった。ただ、遂に最終面接に残ることができた経験は転職活動の励みになった。

南アフリカで私の転職活動は続く。

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