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Research assistant - Job hunting in South Africa

転職活動を開始して数か月、当時、南アフリカ在住で唯一の知り合いの日本人の方から、ありがたいことに南アフリカと共同で研究プロジェクトを実施している日本の大学の教授を紹介していただいた。

プロジェクトは日本の大学と私が通っている南アフリカの大学との共同プロジェクトで、日本人が南アフリカ側の大学にいるのはなかなかよい偶然では、ということになり、日本の大学の教授は、私をリサーチアシスタントとして参加できるようプロジェクトチームに推薦したいと申し出て下さった。

研究プロジェクトのリサーチアシスタントはフルタイムの仕事ではないものの、こういう実績を少しずつ積み、南アフリカの企業でポジションを得るきっかけになるかもしれないと、このオファーは非常にありがたかった。

なんて順調なスタートなんだろう。

このときもそんなふうに思っていた。懲りない。日本人の教授はすぐにプロジェクトチームに推薦をしてくださったが、いやはや、南アフリカではそんなに簡単にプロセスは進まない。結局、リサーチアシスタントとして契約がまとまるころには半年以上経っていた。何か役に立ちたいという漠然とした個人的な思いは、自分が思っているほどステークホルダーから求められていないし刺さっていない。「で、何ができるの?」ということがきちんと提示できないと価値を生まないのだと知った。

南アフリカで私の転職活動は続く。


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