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Career fair - Job hunting in South Africa

転職活動を開始して半年、大学院で、キャリアフェアという催しがあった。南アフリカでオフィスを構える企業が20社ほどキャンパスにてブースを立ち上げて、会社の方向性、採用のプロセスや必要としている人物像等、学生にとっては直接の対話を通じて企業をより身近に感じ、次のキャリアを検討していくとても良い機会である。飲み物やちょっとしたスナック等も準備され、証明写真をプロのカメラマンが撮影してくれるブースもあったり、参加するだけでも楽しい。

業界は、おそらく南アフリカの主な産業(=主な就職先)の縮図のような分布を示しているのだと思うのだけど、まず、世界的にも有名なコンサルティングファームのブースが多い。その他は、ロジスティクス、鉱業、通信、リテイラー、マーケットリサーチ等。

大手リテーラーは、ブースで食品と生活用品の詰め合わせを配っていて、大きくて重たそうな見た目にワクワクし、欲張ってもらってきたものの、フルーツパンチ味のジュースの原液、なにやら見たことのない缶詰、オレンジ色のジャム、男性用のボディーローション等、いままでスーパーマーケットで見たこともないものが詰まっていて新鮮だった。

久しぶりにキャンパスで友達と近況報告をして、とても楽しかったのだけど、残念ながらヘルスケア分野のブースはひとつもなく、かといってコンサルティングファームやロジスティクスやリテイラーへエントリーは確度があまりよくないような気がして、キャリアフェアから次のアクションにつなげることはできなかった。いまになって思うと、せめて、労働ビザの発行にどのくらい協力してくれる可能性があるかを聞いて回ればよかった。

南アフリカで私の転職活動は続く。

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