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Healthtech - Job hunting in South Africa

転職活動を開始して1年、最終的に私はひとつだけオファーをいただくことができた。そして、遂に、南アフリカでヘルスケア分野で実際のビジネスの現場で、ローカルの皆さんと共に、医療格差の問題の解決のために働く、という思い描いていた未来を現実にすることができた。

オファーをいただいた時点からさかのぼること2ヵ月ほど前に、大学院の教授から紹介していただいたのがヘルステックのCEOで。いま思えば、CEOは死ぬほど忙しい中わざわざ丁寧にメールをしてくれたのだと思う。そのメールには、いまはポジションはないけど、2ヵ月くらいしたらあるかも、その頃はまだ南アフリカにいますか?と書いてあった。

転職活動も随分と長くなると、ポジションはないけどあったら連絡しますねはたびたび目にする定型文である。どうもありがとうございます何かあったら是非連絡お願いします、と一旦返信して、いや待てよ、2ヵ月後と書いてあるが本当に2ヵ月後に何か具体的に予定があるのかも、と思い直して、2ヵ月後に具体的にどんなポジションがありますか、とメールをしてみたら、いまはまだ具体的ではないです、とのこと。なーんだ、と思ってそのまま終了した。

その2ヵ月が経った頃、私はまだ転職活動中で、思い切って、そういえば2ヵ月後にポジションがあるかもと言っていましたがその後どうでしょうか、とメールをしたら、たまたまポジションが空いたところでオファーにつながった。

労働ビザのサポートは得られず、学生ビザの許容範囲でまずは働いてみて、必要に応じて労働ビザのサポートを考えるということになり、つまりオファーの契約期間は非常に限られていて、結局この後どうなるか、なんの確約もないけど、それでもようやくいただいた機会、この機会を必ず生かそうと心に誓った。

南アフリカで、私の転職活動は無事終了したかに見えるのだけど、終身雇用のポジションが取れたわけでもないし、そうでもない。

これからも南アフリカで私の転職活動は続く。

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