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そのビジネスから「儲け」を生み出す9つの質問(川上昌直著・日経BP社)

何かビジネスアイディア、もしくはそれに繋がるヒントを思いついた時に、「これって事業としてうまくいくかどうか?」を考えるのに使える手法かな、と思います。

これまでにもこういう考え方がなかったわけではなくて、例えば神田昌典先生の「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」に出てくる内容と近しいかな。

↓これです。

ただ神田先生のノウハウはこの9つの質問は「感情マーケティング」ということが根底にあるのに対して、こちらの9つの質問では、もう少しシンプルかつフラットに見ていけるかな、と感じました。

ノウハウとしてはとてもシンプルなので、ページの半分くらい。あとは具体例としてセブンのコーヒーとかTSUTAYAのTポイントとか、今では知らない人がいないくらい生活の中で定着しているようなサービスについてこの9つの質問に落とし込んで分析していて、それが面白いです。もし今すでに何かアイディアを持っているなら、そのブラッシュアップに使えそうなヒントもたくさんあるなーって感じました。

ちなみに、本来の使い方はビジネスアイディアの分析だと思うのだけれど、例えば今すでに回している事業の特徴を片っ端から書き出して、それをこの9つの質問のどれかに当てはめていく、なんて使い方もできそう。それをやると、業界内でのポジショニング分析にもなるし、これからより良くしていくときに考慮すべき長所とか短所みたいなものが見えてきたりするんじゃないかな、と。

これはダントツ化プロジェクトの時もそうだけど、もし手元にアイディアがないのなら、身近なサービスを片っ端から当てはめて分析してみると、良いトレーニングになりそう。今どき、まーーったく新しいビジネスアイディアは稀で、多くは何かと何かの組み合わせ。ならば、世のサービスをいろいろ分析して、今何がウケてるのか、流行がどう移り変わっているのかを掴めれば、次に流行るビジネスアイディアを生み出せたりするかも!?

…まあ、そんなの誰しも考えることだろうから、そう簡単にはうまくいかないかも(笑)まあ、分析しまくってもリスクはないし、あまり期待はせず貪欲にやってこ!


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