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『星占いのしくみ』鏡リュウジ・石井ゆかり 共著(平凡社)

これは占星術を勉強したい人よりも、「占星術ってなに?占いってなに?」レベルの人にオススメしたい本です。

というのも、占星術のキホン(惑星・星座・ハウス・アスペクトなど)ももちろん載ってはいますがサラッとなので、これを読んだらホロスコープが読めるようになるかというと難しいと思うので。

そして、もう一つの理由として、占星術そのものよりも、「どう使われているの?」というカラクリ的な部分のほうがおもしろかったからです。


占星術に意図的に触れることのない人にとっては、星占いは朝のワイドショーとか、雑誌の巻末とかにある「今日の運勢」「今月の運勢」みたいなところでしか見ることがないと思うのだけれど、そういった占いたちがどう作られているのか?みたいなのが、この本を読むとわかるようになるんだよね。

そこが分かると、星占いを知らない人でも「まったくのあてずっぽうじゃなかったんだな」とわかると思うし、そこから面白さにはまっていく人もいるんじゃないかな、と。


占星術にまったく興味がない、あるいは存在をそもそも知らない、という人に読んでほしいし、そういった人と接するときは私自身もこの本のテイストを思い出しながら相手と接しよう、と思いました。


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