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面白本「星の王子さま」

いちばん最初に読んだのは小学校3年生の時。
「ほら男爵の冒険」と一緒に買ってもらった。
その頃は「ほら男爵の冒険」の方が圧倒的に面白かったのだけど、王子様のわがままぶりと、いちばん最初に出てくるうわばみの絵と、バオバブの木のエピソードだけは心に残っていた。
中学の頃、読む本が無くなって読み返したのだが、その頃も自分の中の「動」と「静」でいうと「動」が勝っていた頃だったので、あまり面白く感じられなかった。
高校時代になって、友達の女の子が「星の王子さま」が好きだというので、話を合わせたのだが、斜め読みしかしていないので中味を覚えていなかった。
ここでじっくり読み込むわけです。

そしたらね、感動したね。
それ以来、トモダチにプレゼントしたり、誰かに貸して無くなったり…。
手元に無くなるとなんとなく脅迫観念に駆られて買ってしまう本。
それが「星の王子さま」

「なんのために」をなくしてしまったひとのうつろなさま。
悪に対して鈍感であったり、寛容であったりすることの罪。

色々なことを教えてくれる本でした。

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