女王さまというかお姫さまというか。 #第5夜
初めましてのみなさまも、おなじみのあなたもこんにちは、MAKIです。
好きな男の腕の中でもちがう男の夢を見る、と歌った昭和歌謡よろしく、オンナという生きものは実に移り気で、こころとカラダが裏腹で、だからこそ人生が面白みを増すのだと思う今日この頃。
昔から、朝目覚めたときに覚えている夢を夢占いで調べるのが大好きで、それこそ20代を費やした元彼の夢を見ていた当時は未練だの悲哀だの執着だの、いわれたい放題のわたしの夢にも、それを否定しきれないわたし自身にも同情したものです。
尽くすひと、まめなひとが結局モテるし必要とされることを頭では分かっていながらも、自分が行動に移せているか否かは天気予報よりも明白で、
尽くされたいしまめにいろいろお世話をしてほしいのが女王蜂の性分ってやつで。
でもほんとうは、やさしく腰に手をまわされて、階段を歩くときは半歩先から手を差し伸べてリードしていただいて、お姫さま抱っこでベッドに運ばれるような人生を未だに夢にみる脳内お花畑なわたし自身が愛おしかったりするのです。
ところで、夢占いで前向きな解釈が出るまで調べ続けると豪語したあなたを女々しくってかわいいなと思ってしまうあたり、わたしの人生はそんな簡単には変わらないのだと悟ってみたりしたのだけれど、それはまた別のお話。
つづく。
いつもお立ち寄りくださりありがとうございます!これからも、必要な方に届くように言葉を紡いでいく予定です。あなたのサポートがチカラになります。お待ちしています。