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自由という制約。 #第7夜

初めましてのみなさまも、おなじみのあなたもこんにちは、MAKIです。

ふと、誰かに心配されると涙が溢れてきて、ああ、わたしって意外と一連のこれに傷ついたりしてみてるのだなぁと気付かされる今日この頃。

不思議なことに、まるで他人事のように感じながら毎日を生きているものですから、
わたしの生涯がよくあるもので閉じようが、このまま誰のぬくもりも感じずに人生を終えようが、なにが起きても覚悟はできているし、特別なことはなにも起きない諦めの気持ちも整っているのだと思うのです。

情に絆されているようでは成長もないし、寂しさを慰め合うだけの関係に未来なんてないとひとはいうのだろうけれど、それじゃあわたしの未来って?
一緒にいたら笑顔になれて、甘えられて、甘やかせてあげられて、たくさん求めるんだけど、叶わなくても許せて、わたしがわたしでいられて、あられもない姿もとびっきりオシャレに着飾った姿も見せ合えて讃えあえて、
お互いがお互いに酔いしれて笑いながら抱き合って眠れるような、そんな、わたしが求める未来って??

手に入れるためには誰が決めてくれるわけでもなくその道を自分で切り開くしかないわけで、だったら好きなように自分で決めて自分で選んで生きて行こうと思うのです。

ただ、この「好きなように」というのが厄介で、求めていたはずの自由という限りない制約に押しつぶされそうになったりするのです。

だから、ときどき行き詰まって息苦しくなるときには、恋慕うあなたに撫で肩のわたしをそっと抱き寄せてほしいと夢見るくらいは、神様も許してくださりますでしょうか。


つづく

#愛し愛されるということ


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