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結婚しない二人 -アイに触れるということ。#第2夜

初めましてのみなさまも、おなじみのあなたもこんにちは、MAKIです。

「セックスレス」をテーマに
新章をしたためることとしたわたしですが

星回り的にも、
ここから半年間は過去16年間を遡って
自身の課題に向き合って解決していくフェーズに
誰しもが直面するとかしないとか。

そういう時期になったのだなぁと、
レスだったわたしを認めて
きちんと手放すことで、
セックスのないこの1年間を
より意味のあるものにしたいと願う
わたしのエゴイズムなのだと思うのです。


(まだの方は第1夜からどうぞ↓)


それは25歳を迎える年の春でした。

1年半ほど妹たちと3人で住んだマンションから
引越しをすることになり、
神奈川勤務のためひとり暮らしを決めた妹が抜け

その春から社会人になる妹とともに、
より便のよいエリアで2人で住める家を探しはじめたころ、
その妹の妊娠が発覚し、
あれよあれよと結婚の運びとなり、
20歳にしてママになることを決めた妹は嫁ぎ、
24歳の姉ひとり、取り残されました。

思えばここでひとり暮らしを選択しなかったわたしもなかなかなチャレンジ枠だったのですが

当時の恋人と相談し、
彼の家でともに暮らすことと相成りました。
ステディな関係になってから3年余り、
週に2日は通っていたマンションです。

もちろん、わたしの算段では
ここで2年くらいうまく暮らすことができれば
きっとお嫁さんにしてくれるであろうと
脳内お花畑状態でその生活はスタートすることになったのです。

これまで遠慮がちに置いてきていた歯ブラシや
パジャマやわたしの片鱗たち。
都合のいいオンナ歴が長いと、
これらを他人の部屋に置いていることも
かなりの勇気がいる行為でしたが

そこに生活のあれこれが運ばれていき
クローゼットの半分はわたしのスペースとなり
キッチンには嫁入り道具よろしく調理器具が並び


「わたしをお嫁さんにしてください」

そう誰が見ても読んで取れるような行動をとり
自分の若さを疑わず、
彼とのミライだけを夢に描き、

ボンデージも黒塗りアイメイクもしていないのに
映画「ゼブラーマン」の仲里依紗に似ていると
言われていた当時のわたしと(←)
およそひと回り歳上の彼の
5年に及ぶ同居の幕が上がり、
ここから1年もせず、
レス問題に直面することとなるのです。


つづく
#まだ本題引っ張るそれw


#アイに触れるということ
#第2夜

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