女は日々悩む

立ち飲み屋で女友達とあーだこーだ喋った夜。気分がふわふわしながらシャワーを浴びて、色んな思いが頭をグルグルしたのでとりあえず書いてみる。

25歳になって女友達と飲みに行くと20歳の頃に、理想の彼氏像を止めどなく喋り、’結局そんな男世の中にいてないよね’なんて全くゴールのない話をしたり、’こんな男とデートして’なんて話をベラベラ喋ってアホみたいに笑う年齢がどうやら過ぎてしまったようで(あくまで個人の話であって、世の中の女がみんなこうではない)この年齢になると仕事とか結婚とか出産とか、とても現実的な話になる。

共働き世代に生きている私たちにとって、女が働くことが当たり前の世の中になっているものの現実的には、子育てや家事をするのは女性という文化は根強く残っている。

女は、家事も育児も仕事も出来なくてはいけないのか。ましてや、夫は妻にいつまでも綺麗でいてほしいなんて?!?と文句を言いたいところだけれど、結論世の中がこうとか現実はこう、とかいう問題ではなく今の女性はプライドと野心があって、もの凄く欲張りな生き物なのだと思う。キャリアを積んで結婚もして子供も産んで綺麗でありたい、と欲張りに悩み、他人に劣等感を抱き、日々闇雲に頑張る。

先日夜の番組で、最近カップルのデートの支払いは割り勘が多いという話題が特集されていた。その時インタビューされていた女の子が「同じくらい稼いでるのにどうして奢られなければいけないのか」と全く可愛くないコメントをしていた。これは極端な話だけれど、男にも負けたくない、なんて感情も出てくる。本当に厄介な生き物だと思う。

こんなことを書いている私も、ほんの少し厄介な生き物なんだけれど最近取捨選択をして自分を甘やかすことも大事なのかなと思うようになった。5年後くらいを見据えて、自分がどういう生活を送っていたいのか、自分がどうあれば幸せと感じれるのかを少し考えて見ると今あるプライドと野心を捨てても良い部分があるのではないかと思う。勿論、何も考えずダラダラと生きたら良いという話ではないのだが、もし自分の理想が大きすぎて少し疲れているならほんの少し自分を甘やかして肩の力を抜いても良いのかな、と。まあこんなことを語ったところで、そんなことはみんなわかっていて、それでも頑張ってしまうのが女という生き物なのだろうけど。

女は生き方の選択肢が多すぎていつまでも悩んでしまう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?