見出し画像

アベレージゴルファーが感じたSIM MAXとSIM MAX-Dの違い

SIM MAX-Dのドローバイアスはどのくらいの効果があるのだろう?
意図的に捕まった球を打つ技術を持たないアベレージゴルファーの方にとって、大変興味があるところではないでしょうか。

先日のラウンドでプッシュスライスでOBを連発し、
「それがなければ80台のスコアが出たのに」
とティーショットに問題を感じたので、対策を施すことにしました。

今使っているドライバーは、
テーラーメイドのSIM MAXの10.5度にスピーダーNX 50-Sを入れています。
シャフトは木場にあるフジクラの相談室でフィッティングして頂きました。
(ちなみに、HSは40~41m/sでした。)

比較するために入手したSIM MAX-Dは、
10.5度、純正シャフトのTENSEI BLUE TM 50Sが入っています。

ヘッド性能を比較するためには、シャフトは揃えた方が良い気もしましたが、MAX-Dはそのままの状態で持っていきました。
練習場で5球だけ打ってラウンドスタートです。

アドレス時の違い
・少し左を向いてる気がしました。
・フェースの厚みがあるので、ティーアップを高くしたくなります😅
・全体的に大きな違和感はありません

振り心地の違い
・同じ50-Sで中調子ですが、スピーダーNXと比べてTENSEI BLUE TM50は柔らかく、軽く振れます
・体が温まっていない出だしや、疲労が溜まってきた終盤でも負担感なく振れました

打球の違い
・ドロー、はしませんでした😅
・スライスしたときの右に曲がる幅は減少しました。
・右へのプッシュアウトも減りました。
・ストレート、またはやや左方向に出てそのまま真っ直ぐか少し右に曲がる弾道が多かったです。

飛距離の違い
・スライスが抑えられた分、10ヤード位飛距離が伸びた気がしますが、それほど変わらない印象です。

確率の違い
・FWキープ率は57.3%、右-28.6%、左-14.3%、OBはありませんでした。
・右に外してもファーストカットくらいで林の中に入ってしまうことはありませんでした。
・このラウンドについては大満足です。

まとめ

シャフトの違いが大きい気がしますが、少なくともこのラウンドについてはSIM MAX-Dが私には良さそうです。
しだるTVで石井良介プロもおっしゃっていた通り、
SIM MAX-Dは「ドローバイアスというよりニュートラル」という印象です。
テーラーメイド『SIM MAX-D』ドライバー  トラックマン試打

むしろSIM MAXのほうが掴まりとスピンを抑えて距離を稼ぐというイメージになりました。

今回使用したSIM MAX-Dの結果の良さは、純正シャフトのやさしさ(軽さ、柔らかさ)と掴まりやすいヘッド性能がプラスに働いた気がします。
おそらく、全力でしっかり振り続けることができたら、
SIM-Max × SPEEDER NXの組み合わせのほうが結果が良いと思いますが、
実際のラウンドではプレッシャーも疲労もありますから、
多少飛距離が落ちてもやさしいシャフトで死なないティーショットを打つことのほうが大切なことは言うまでもないです。
掴まりの良いヘッドを使うことに加え、ハードスペック過ぎない純正シャフトの存在を見直すきっかけになりました。

最後に

良かれと思ってフィッティングに行き、
最大の結果を出すためにしっかり振って、自分にとって最もハードなスペックにメモリを合わせることが、
スコアをよくすることと必ずしも一致しないことが悲しいところです。
というか、
「フィッティングのされ方」というものがあるのではないか?
というのが新たに生まれた疑問でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?